カレーですよ4680(御徒町 デリー)めでたい日には赤い食べ物。

水曜夕方のお楽しみ。曜日がわりのお楽しみが御徒町に待っています。水曜日と金曜日が待ち遠しい。

 

 

カレーですよ。

 

 

打ち合わせでデジタルキッチンにおりました。とはいえこの日は2件ともオンライン打ち合わせです。自宅のわたしの部屋でやってもいいと言えばいいのですが、やはりあの素敵な背景の数々、スタジオの雰囲気を含めてわたしを知ってもらいたいなんていうこだわりで岩本町で打ち合わせです。なにしろ「東京秋葉原、神田岩本町からお届けしていいます」がわたしのラジオ番組の売りですから。

今日の打ち合わせはラジオじゃなくてネットメディアとアプリケーションコンテンツでした。

さて、そんなこんなを終えて、これまたちょいと仕事で神保町のロケハン。カレーじゃないポイントを探し歩いての町歩き。そうこうしているうちに夕方になって、さて帰る前にもう1カレー行くかなあ。御徒町まで移動しましょう。だってこの日は水曜日。

 

「デリー上野店」

 

で頼むのは、はもちろんコルマと決めているんですけどね。そうなんですけど。

デリー上野店のお楽しみとくれば、平日の日替わりメニュー、みんな知ってますよね。その平日5日間の日替わりの中でも特別に思っているのが水曜日と金曜日。金曜日は「昭和のカシミールカレー」(21/01/18追記:テーブルPOP、金曜日は手書きでイカスミカレーとなっていた)。レギュラーのカシミールよりも当たりの柔らかさがあるなあ、と思っているアレ。あれならカシミールというチョイスはアリだなあといつも思っています。レギュラーのカシミールはソリッドすぎてわたしには過ぎたものだと感じます。コルマのスペシャルデイもあるんですけどコルマは肉ではなく焙煎玉ねぎを楽しむことが主となるのでそれほど選ばないんですよ。そして水曜日。

 

「タンドリーチキンドライカレー」

 

です。

これがもうなかなか抗い難いメニューなのだよね。

 

デリーのドライカレーはデリーのドライカレーとしか言いようのない世界観があるんです。ドライカレーはどこのお店のやつでも往往にしてそういうものだと思っています。スペシャルなのはレギュラーメニューには当然乗っかっていないタンドリーチキン乗せになっているから。そしてやっぱりセットを頼んでしまうのです。セットにはサラダとラッサムスープ、飲み物がついてきます。ビールがいいよねえ、やっぱり。

さて大好きなドライカレー、エビがぷりぷりでグリンピースが見目麗しくて、といつもの通り。しかしここにデリーの名物、しっとり&ジューシーなタンドリーチキンがドスンと乗るわけですよ。まったく圧倒的だな、これは。これにスープとサラダとビールというお楽しみが合体。贅沢、極楽。良い仕事ができて2件の案件が決まったわけで、今日はまあいいんじゃないかな、贅沢しても。

サラダがいいんですよね。オリジナルのドレッシングがいいの。さっぱりしていて酸っぱくて。カレーリセットにとてもいいんです。ドレッシング、オリジナルの美味しいやつをちょいとサービスし過ぎの量をかけてくれるのが玉に瑕ですが(笑)いやでも、これくらいかけないとカレーの味に負けてしまうかな。いつもそう思います。

スープがね、またいいの。コリアンダーシードはじける酸味と旨味のスープにはマッシュルームがたっぷりはいって手応えというものがあります。そしてこのスープをグレイヴィがわりにちょいとドライカレーにかけてやるのもオツなのですよ。マネしてみてね。

そうそう、うっかりしてましたが、デリー上野店の生ビールはサッポロのようです。今更ながらに気がつきました。星のマークの黒ラベルの味が好きなのでニヤリとしてしまうよ。また緊急事態宣言とかになっても酒解禁にした方がいいと思う。それで酔っ払って色々バカやるやつ出たら政府がお墨付き出して客に店からペナルティが出せるようにしたらいい。客にもちゃんと責任取らせるようなシステム。

いやしかし打ち合わせで仕事が立て続けに2本決まったのはうれしいな。

1本は紙、webではないプラットフォームでの形は違えど実質連載のようなもの、こういうめでたい日にはめでたい食べ物を食べるべきなのですよ。

インドではタンドリーチキンは色を赤くすることに拘るんです。彼の地でも赤はやはり目出度い色なんだよ。

真っ赤なタンドリーチキンが今日のこの日のめでたさを後押ししてくれました。