「エキサイティングマックス!2021年11月号」発売中。今月のカレー連載「それでもカレーは食べ物である」は千葉「ベンガルタイガー」。全国書店、コンビニの棚左で発売中!っていうのはもう9月末のこと。10月末の12月号は平塚の「ニューローズ」でした。早いなあ、年の後半に入ると。
カレーですよ。
そんな感じでぶんか社/楽楽出版のエキサイティングマックス!の連載もついに120回が見えてきました。月刊誌の連載が10年続くってのはちょっとした価値だと思っています。しかもコタツじゃないよ、全店舗現地取材です。
で、今号の取材は本当に心から楽しい、嬉しいものになりました。思いもよらないお話が聞けたんですよ。取材の本筋とは違う話だったんですけどね、思わず身を乗り出すような楽しい話しでした。
わたしが少し前、夏にお手伝いをしたムック本があるんですけどね。ぴあムック「究極のカレー2021」その中でもこの日の取材先、
「ベンガルタイガー」
を取り上げていました。そのトップページでわたしが東京都「外」の3店舗をピックアップをしたんですよ。編集さんに言われたわけじゃなく。なんかちょっとへそ曲がり的になってますが(素直に都内近郊で行けばいいのにねえ/笑)、じっさいにすごく好きですごく優秀なお店だけを取り上げた結果です。
「ベンガルタイガー」さんと並んで掲載されたお店とがなにやら繋がったようなんですよ。それが「ニューローズ」さん。なんでもその掲載をきっかけにメッセージをやりとりするようになったそうで。
ああ、こういうの、うれしいなあ。
どちらのお店もモダンキュイジンを旨とする料理に取り組んでおり、わたしが入れ込んでいるレストラン。どちらのお店もカレーという括りをこえたジャンルの新世代トップ店だと確信しているレストランです。両店、大変遠く離れた地域にあるのですが、そういう店がつながってくれたんです。ここからまた切磋琢磨や新しいコラボレーションが生まれるのではないかと興奮しています。かならず、その影響や流れは大きな流れにつながって広がっていくはずです。
取材の醍醐味と言うのはこういうことではあるまいか。そうおもいました。
胸が熱くなったよ。ほんとうによかった。