色々なレトルトカレーがありますよね。本当に種類が増えました。大手2大メーカーが作るものも、新進気鋭のメーカーも。インディーズ的なものまでありますからね。
カレーですよ。
群雄割拠という言葉がぴったりの2020年代のレトルトカレー事情。そのまえ、2010年代に「500円の壁」をこわしたメーカーがあります。いや「600円台の棚のあたりまえ」を作り出したという言い方がいいかな。それが「36チャンバーズオブスパイス」という会社。
驚くべき企画力と味のレベルを持って業界に参入、あれよあれよというまにレトルト業界の中堅に。そのききすぎる鼻の良さで多くの同業他社から恐れられているメーカーです。とにかく共同開発をするお店の看板選びが尋常じゃないセンス。素晴らしいんですよね。で、ちゃんとヒットさせる。成城石井のレトルトカレーの棚を見に行けばその慧眼がわかるというものです。
さて、このレトルトカレー。これも「36チャンバーズオブスパイス」の「作品」。
ご存知松尾貴史さんのカレー店、下北沢の
「般゜若」
そのレトルトカレーを36チャンバーズオブスパイスが手掛けたんです。そりゃあもう安心タッグの間違いない製品に仕上がるわけです。
食べればやっぱり、と納得。カルダモン軽やかさ感じるスパイス使いときちんと滋味感じるチキンが入ります。塩のエッヂとスパイスの香りのバランスに大いに納得がいくものです。さらさらのスープ状のカレーソースにタマネギみじんが浮かぶなど、いい感じでうなずけるなあ。満足感、とても高いです。
こういう間違いないものをストックしておきたいんだよね。
そして、久しぶりに「般゜若」に行きたいなあ。