栗を探す旅へ出たのです。とかいうんですが、あんまり熱心んじゃないんですけどね。
去年は小布施に行きました。よかったよなあ、小布施。美味しい栗を買って帰りましたよ。
そして今年は伊那栗を探しに長野伊那市へ。
ものすごいロケーションのロードサイドにある大きな洋菓子店、
「信州里の菓工房」
に立ち寄りました。なんか有名らしいですね。南アルプスが見渡せる、JR飯田線と並行して走る飯島飯田線という道沿いにあります。
併結のカフェ「さとのかカフェ」にて、
「信州伊那栗を使ったできたてモンブラン」
食べました。
まあ、出てきたモンブランが大きいこと。これ、大丈夫かなあ、食べ切れるかなあと思いながらスプーンを口に運びます。
伊那栗のさっぱりした味を生かす、へんに甘くしないモンブラン部分。
あ、いい。もしかすると繋ぎを入れずにこうなったかと思わせる素朴さがあります。ありゃりゃ、おいしいなあ。それでね、実はここだけ食べると少々モソモソするのです。
そこに生クリームを合わせるわけなんですが、これがまたあまり甘くしないのがいいんですね。ちょっと水分少なめの栗部分と生クリームが良いバランスを生むんです。あ、おいしくなったぞ。
そして1番底に敷かれたメレンゲ風クラスト。これがかなり甘くしてあるんですよ。でも嫌味ではない甘さでね。
この3つのコンビネーションが口中でバランスを成すわけです。うーん、大変おいしい。これは楽しかったなあ。バラバラではダメなんですよ。組み合わせで初めてこれは!と思わせる面白さ。モンブラン三段ロケットなわけです。
ボリュームがすごいと思ったんですがたちまちたべられてしまったなあ。
なんだかんだでこういう感じのしぼりたてモンブラン食べないまま来ていたのですが、これは上出来だわ。
オープンテラスで伊那の山々を眺めながら楽しいひととき、楽しかったです。
可愛いお菓子なんかも売っててね、いい感じです。