この日はなかなか面白い日だったんです。約束を果たしに千葉八街の駅前商店街のお祭りに顔を出し、約束をした主とは会えなかったけど、彼女が作ったスリランカの揚げ物を購入できました。その後に別のスリランカレストランでブッフェのランチをとり、そのレストランのすぐそばにあったタイの食料品店で買い物もしました。なんだか濃いめの千葉だなあ。
カレーですよ。
そしてその後にもうひと波やって来たスリランカ。
山の中に忽然と現れたスリランカ食材店。えええ、なんでここに?しかも工事現場風。ちょっと驚きました。奥まった現場事務所風の場所にあるので、これじゃあ見過ごす人は見過ごしてしまうだろうなあ。はでな看板はロードサイドに出してあるけど、夏草で少々隠れてしまっていたよ。
看板に従ってクルマを入れていくとやっぱりちょっと工事現場の雰囲気。舗装がされていない砂利の広っぱの奥の方、シンハラ語の看板を見つけました。その名は、
「ミクトランカ スリランカスーパーマーケット」
入り口の看板はろくすっぽ見ていなかったんですが、どうやらスーパーマーケット(=乾物屋)の様子。ちょっと薄暗い店の中に入ってみます。奥からスリランカ人のお母さんが出てきました。ちょうどよかったのでキトルハニーを求めてみました。
大きな瓶のものはすぐに見つかったんですが、1リットルはちと多い。ハーフサイズが欲しいのよハーフサイズ。お店の女性は「ニホンゴワカラナイデス」というが、笑顔で感じがいいですね。身振り手振りと怪しいカタコト英語でハーフサイズ所望を伝えて探し出してもらいましたた。柱に隠れてたよ。
レジで会計をしてもらっていると、その横に軽食の温蔵ショーケース発見。惣菜パンやロールスなどが売られている。ああ〜これを見逃す手はないね。全部買って部屋に持ち帰ることにしました。
コートレット(カットレット)
マッシュのジャガイモとカットのものとが両方入ってます。
マッシュにはツナとチリが混ぜ込んであってかなり辛い。辛いがそれがクセになるなあこれは。とてもおいしいです。
ロールス
玉子1/4をフィリング。ツナとポテトは変わらずの素材なんだけどどうやら作り分けているっぽく配分が微妙に違って感じるのが面白いです。これは中辛クラス。
ローティを巻いて揚げてあるのが写真からわかります。
パン 三角
ポテトとツナのパン。コートレットよりもツナの量が多いなこれ。チリは見当たらないです、辛くない。
パンがね、懐かしい感じの菓子パン的な甘さ。これ、たしかにスリランカで食べる惣菜パンと同じ味だよ。驚いた、感激した。
パン 四角
タマネギのみのモージュをフィリングしてあって、これは好み。ゴラカがねばっとする食感いいじゃない。これは旨いなあ。
間違えを承知で言うと、このラインナップの中ではジャムパンのポジション(笑)あまじょっぱいジャムパンだなこれは。まあ、違うんですが、あえて言ってみたよ。
これまたクセになる味。
どれも納得の味でした。スリランカで仕事をしたひと月のことを思い出したよ。
何日かに一回、荷台にガラスの小さなショーケースをくくりつけた自転車でパンを売りにくるパン屋さんがいたなあ。間違いなくあの味だなこれは。とても懐かしいです。
千葉の山ん中でこの味に出会うとはねえ。おどろいたなあ。