カレーなしよ(千葉習志野実籾 JA千葉みらい しょいか~ご 習志野店 祭り寿司)千葉の名物祭り寿司。

千葉には祭り寿司、花寿司など呼ばれる郷土料理の巻き寿司があることを知っていますか?

千葉土着の太巻きです。

 

太巻きをカットするとその断面に美しいデザインが浮かび上がるというものなんですよ。その柄は主に草木、特に花をモチーフとしたものが多いようです。そのため花寿司と呼ばれることがあります。正式にはなんという名前なんだろう。ウィキペディアには「太巻き祭り寿司」の表記があったんですが土着の食べ物、料理にはその土地全体ではなくそのまた末端のせまい地域で少しづつ名前が違うことが多いんですよね。この祭り寿司もそういうったものだと思うのです。

ウィキペディアにちょっと楽しい表記がありました。

「大東まつり寿司」というのもあるそうなのです。沖縄県大東諸島にも同様の太巻き寿司が存在するそうで、大東島は主として八丈島と沖縄からの移民によって開拓された島。日本本土からの移住者もいるそうです。

沖縄返還の1972年の調査の時に千葉県出身の島民が存在していたそうで、ウィキペディアには「関連性や伝搬の経緯などは不明である。」とありましたが、そういうの、ロマンを感じてしまうなあ。

デザインのセンスがどうにも秀逸で、華やかで楽しいものです。

今回買ったのは

 

「JA千葉みらい しょいか~ご 習志野店」

 

JAが運営する地元農産物の直売店。農産物直売店好きなんだよねえ。クルマで出かけて通りかかると必ず寄ってしまいます。

買った花寿司のデザインは可愛らしいちょうちょでした。それとね、一緒に買った3色弁当がまた秀逸なんです。そぼろに錦糸卵にきんぴらごぼうという三色。そうくるかあ。

これはなかなかの組み合わせなんです。おいしかった。

 

もともと本来は「祭り寿司」の名前通り、祝事や祭りの時だけ作られるもので、販売ルートに乗るようなものではなかったようです。本当に土着の郷土料理であったのわけですが、今では道の駅やスーパーマーケットで見かけることも多くて、割と購入する手立てもあるようになりました。

千葉の道の駅などのお弁当コーナーに祭り寿司を発見することが多くなったよ。気をつけて見てみると面白いと思います。