たまたま、たまたまだったのよね。。この日は2/1でした。イトーヨーカドーに立ち寄ったのは偶然でした。
カレーですよ。
隣のオーケーストアに行ったついでだったんだよねえ。オーケーとイトーヨーカドーが並んであるの、便利だよなあ。場所は葛西の奥。江戸川のそば。ついでであったのですが、思い出した。いいね、よしよし、思い出した。
たしか、カレー店コラボやってたよね、イトーヨーカドー。どうかな、あるかな、と惣菜売り場に行くと、よし、あったぞ。(ここまで前回のコピペ)
そんなでイトーヨーカドーに立ち寄るチャンスがあったわけです。ちょいと必要なものがあって葛西のオーケーストアに行ったんですよね。隣はアリオ。あ、そうか。イトーヨーカドーじゃん、アリオ。それで思い出したのは齋藤絵理ちゃん、、、おっと、齋藤店主の顔。そうだ、たしか、、、
そんな感じで惣菜売り場に行くと、あった、あったぞ。
「魯珈監修 クミン風ライスの特製ビーフカレー」
イトーヨーカドーとのコラボレーションです。これはすごいことだよね。
すごいのは個人商店「魯珈」という店がニッポンの代表的コンシューマーブランド「イトーヨーカドー」に選ばれたということ。しかも隣にはナイルレストラン監修の「ナイルレストラン監修 スパイシー!殻付き海老カレー」が並ぶわけですよ。ナイルレストランと並ぶという意味がわかるだろうか。日本最古のインドレストランと同じ扱いだということだよ。とんでもないことだこれは。
いろいろとぶつぶつ変な人となってつぶやきながらどちらもカゴに入れてレジに向かうとまた驚愕。10台越えのたくさん並ぶレジには全てに27インチほどのモニターがついています。レジ行列の人々に映像で宣伝、なのでしょう。その映像に齋藤店主の顔がならぶわけですよ。おもわずカゴを持ったまま呻いてしまう。すごい、なんだかもう凄すぎる。すでにもう、彼女は画面の中の人、だなこれは。
驚いていてはお会計が進まないので、ちゃんと前を見て会計をして。さて帰ったら早速。
ああ、これおいしい。驚いた、おいしい。
まずはクミンライスだけですごくおいしいんですよ。すこし塩味をつけてあって、そこにクミンの香りが主張強く、しかしイヤミにならずにのっています。これはなかなかすごい、なかなかいい。しかも油っこくしていないんだよね、これは特筆。インド料理の手法とは違うようです、セブン&アイホールディングスはこれだけでおにぎり作っていいレベルだとおもうぞ。
カレーソースもすごくいい。甘味強く感じるグレイヴィベースに苦味と旨味を合体させてスパイスが強く香る、個性的で強力なやつ。後味に苦味と香りが強く残り、それも印象的。クローブの個性にガーリックがパンチを効かせて加勢してきます。これだけ強いとさすがにクミンライスが負けてくるかと思えどさにあらず。ご飯とグレイヴィの量の拮抗を味が舌に正確に伝えてくるあたり、凄みを感じさせます。えええ、これスーパーのおべんとうだぜ?!
牛スジも大変なものですよ。よくまあこんなおいしいやつが弁当なんぞに入ったな、という呆れる美味しさ。ぷるんとした脂やゼラチン部分にもこだわりを感じます。ポテトサラダも変化がついて楽しいものでした。
これ、かなりクセを強くしていると思うよ。
イトーヨーカドーはよくこれを店頭に並べたと思うし、ここまでやるその心意気、そこを強く讃えたい。齋藤店主も容赦なくやっていて潔い。素晴らしいです。
これで日本の家庭での舌の変革がなされると面白いだろうな、と妄想できる味でした。
2/1終売。偶然、滑り込みできたわけです。