いただきもの。レトルトカレーです。そういうのいっぱいあります。なんか毎週届きます。
カレーですよ。
カレーの海で溺れたい、と誰かが言ってました。うちにきなよ、すぐに溺れさせてやるってば。そう思います。なにしろなんか、去年なんですが、毎週どっかからカレーが届くんだよ(笑)いや、違うの、Amazonとかじゃなく。知らない人から知らないカレーが届く。知ってる人からも知ってるカレーが届く。届く届く届く。毎週くる。ちょっとこわい(笑)
そのなかにはお仕事のものもあればそうじゃないものもあります。なので、ギャラなしで意見欲しい人は後回しになるけど悪く思うな(笑)
さておき、ちょっと面白いのがきました。
「深谷ねぎカレー」
ご当地レトルトカレーだねえ。
深谷ネギを使ったカレーとくれば今年の夏のカレーフェアで輝く緑色の、渋沢栄一翁からのインスパイアで完成した帝国ホテルのカレーがありました。
で、今回来たこちらは正真正銘の正しきジャパニーズスタイルカレーライス。これがとてもよかったんです。
温めて封を切るとザ・ジャパニーズカレーライスの香り。なんだかんだ言っても結局一番好きなのはインド料理やスリランカ料理ではなく、ニッポンのカレーなんだよねえ。やっぱりそこに着地するんです。多くの人はそう思うはずです。
かく言うわたしも結局何回転かして辿り着くのはジャパニーズオーセンティックカレーライス、なのよ。そういうポジションにあるのがこの、「深谷ねぎカレー」なんじゃないかしら。
カレーソースは適度なとろみがうれしいあまからの正しいジャパニーズスタイルカレーライス。大変好みの美味しいやつです。辛さが後からどんどん追っかけてきて汗をかかされるのが楽しい味。ああ〜これ、かなりおいしいな。お肉もちょいとかためだけど悪くないのがふたかけ入っていました。あくまで深谷ねぎが主役だからね。
ねぎ。深谷ねぎ。やわらかいけどとけて流れず存在感のある深谷ねぎがたくさん入っていました。さくさくという食感も残っていることに驚かされます。太くて大きいねぎがたくさん入っているのはうれしさが込み上げるなあ。
ちょいと残念なのはねぎの風味が若干カレーの味に飲み込まれがちで、深谷ねぎの風味やクセをもっと「これでもか!」くらいに反映させても良かったもしれないというところ。
とはいえねぎは煮込んだり焼いたりするととろりとして甘味が強く出るのでカレーの甘味部分と重なって一体化するのもよくわかるんですよ。
そっちの意味ではとてもいいカレーです。
これ、いいんじゃないか。とても好きなタイプです。
ねぎがもっと生きればもっといいね。