カレーですよ4791(幕張 マイカリー食堂 幕張インター店)100店舗越え、業界第2位のカレーチェーンに。

京葉道路、幕張インター近くにある松屋フーズの複合店。そこは、松屋フーズの総力を結集したような3ブランド合体店舗なのです。

 

 

カレーですよ。

 

 

カレーに一家言ある牛丼チェーンとくれば松屋。そしてこの「松屋 幕張インター店」はただの松屋じゃないんです。牛めしの松屋、とんかつの松のや、そしてマイカリー食堂という強力なラインナップの三身合体複合店。三身合体とくれば、ゲッターロボの昔からロボットアニメと特撮の基本です。ゲッターシリーズ、ビッグダイエックス、ウルトラホーク1号、ダイアポロン、イデオン、ガンダム(ちょっと違うけど3分割だな)、合体すれば強くなるに決まってる。

店舗、ホール、キッチンとしては1つなんですが、店頭の看板と券売機の画面構成でイメージを作り出しているわけです。これが美味いよなあと思わせます。それぞれの店のメニューが同じテーブルで楽しめる面白さはなかなかのもの。そして、この複合タイプの店でのみ扱うメニューというのもラインナップされているのには胸躍るわけです。

複合店の良いところはそれぞれのメニューの具材をピックアップして掛け合わせ、新しいメニュー、ここだけのメニューを作れること。例えば松屋にはフライヤーの設備はないけれどとんかつ店である松の家にはフライヤーが装備されます。すると松屋の創業カレーでカツカレーが楽しめるわけです。またマイカリー食堂のメニューをミックスすれば複数の味のカレーソースでカツカレーをラインナップできる、というメニュー展開も可能でしょう。応用が利く便利なスタイルが松屋フーズの複合店といえます。

さて、幕張インター界隈、

 

「マイカリー食堂 幕張インター店」

 

通り掛かってマイカリー食堂 バナーが見えました。おや、あれまだ食べてないな。ちょっと良さそうな期間限定メニューが大きく掲げられています。よし、あれ食べよう。入ることにします。

 

「ごろごろチキンのチリトマトカレー」

 

そんな名前の期間限定メニューがありました。券売機のトップメニューに大きく出ています。そしてこれ、松屋、松のや併設店舗でのみ限定販売だそう。じゃあ食べておかないとね。

券売機で食券を買って、モニターの番号に自分の食券の番号が表示されるのを待ちます。よしよし、できて来た。取りに行きましょう。

さてカレー。店頭にあったメニュー写真より若干オレンジ寄りの赤いカレーソースです。ゆで卵は半分にカットされておらずまるまる1つがころりと入っていました。玉ねぎは大きめカットでたくさん入っている印象。チャンクのトマト、スナップえんどうが2〜3ほど入っているのが良いアクセントになっています。

チキンの量は松屋のごろごろシリーズほど多くは入っていないかな。でもこのカレー、チキンを楽しむと言うよりもチリトマトカレーソースをテーマに持ってきているわけで、バランスとしてこれが適当だと感じさせます。その分野菜の具材が多いしね。

なかなか好みです、このカレー。

そうそう、タッチパネル式の券売機で購入したわけですが、その階層メニューにサラダの有無、ご飯の量に加えて辛さも5段階で選べることに驚きました。券売機のメニュー上で選ぶことになります。辛口を選んでみましたが、これがなかなか手ごたえのある辛口で納得がいきます。チリは辛さだけではなく風味のほうもちゃんとあって感心させられました。これ大事だよ。

なかなかで上出来のカレーでありました。リピートは、あり。そう思える味です。マイカリー食堂、手堅くおいしいカレーをまた出してきましたね。

 

そうそう、松の家併設店のお楽しみ。トンカツkジョンセプト店以外では出てこないニンジンドレッシングがありました。これもたっぷりかけて楽しみましょう。これ、おいしい、このみ。

マイカリー食堂、昨年12月でその展開が100店舗を越えたようです。カレーチェーンでゴーゴーカレーを抜いて第2位に躍り出たということ。すごいなこれ。急速な出店はやはり複合店を増やしたため実現できたと考えられるでしょうね。複合店は元々ある店舗をリニューアルして展開もできるため投資額を抑えてなおかつ進みが早いといえましょう。

元々カレーが得意な松屋フーズですからね。引き続き動向に注目していきたいとおもいます。