【アウトドアギア】ユーコ レスシャイ/ UCO LESCHI フラッシュライト/ランタン GOAL ZEROじゃなくてもいいと思う。

例のGOAL ZERO というランプ、確かに欲しいし使ってみたいと思うのですけど。いやなんというか、あんまりにあんまりなので。

 

昨今のアウトドアブームからか、件のGOAL ZEROに限らずアウトドアギア関係の値段の高騰著しいと感じます。通常製品価格の倍などという乱暴な値付けをするショップなんかもあってどうにも下品、嘆かわしいわけです。たしかに供給不足はメーカーにも責任の一端はあるかもしれませんが、それにはやっぱり理由があるはずで。それが明確になっていればメーカーを責める声も減るとおもいます。小売店が値段を上げるのもわからなくもないんですけどね、それは自由裁量だから。

しかし、そのやり方が上品かどうかと問われればどちらでしょうか。それ以上に転売目的の輩が、見ていて品格無くみっともないのがね。乱暴な値付けのショップもそれと同様に思われる可能性があるので気をつけた方がいいと思うんです。価格の高騰とニーズの行き渡り後に果たしてそういう行為をしたショップにお客さん、戻るだろうかねえ。試して見ると面白いでしょう。

そこらへんはさておき、このライト。

 

「ユーコ レスシャイ/ UCO LESCHI」

 

というモデルです。充電式か乾電池式かという違いがあれど、あちらに迫る使いでいいライトなのですよ。

GOAL ZEROと比べると充電や給電機能などはないのですが、逆に単三型乾電池使用というのはフレキシビリティが高いと考えます。それはつまり世界のどこに行っても電源が得られるということ。ポカラのベースキャンプのショップでもカトマンズの中古山岳洋品店でも。タンザニアの保護区のそばの雑貨店でも単三電池は売っています。

IPX5の耐水性能サイズも32 x 32 x 98 mm、69g(電池含)とコンパクトなボディも世界を旅するのに必要性能となるでしょう。

そういう旅に出なくても、可能性というロマンをわずか2000円ほどで手に入れられるのはとてもうれしいのです。

色が3種あって、黒/サンドベージュとこれと迷ったんですが、フィールドで落として見つからないという事態を避けるために赤を選びました。そういうのよくあるよねえ。

明るさは110ルーメンで単三電池使用のライトとしては上出来でしょう。点灯時間はハイビームで2.5時間、ロービーム4時間、エマージェンシーモードであるストロボモードもあって7時間の点灯が可能。

ホヤの表面、サイドに装備されるショックコードで枝やテントポール、テーブル、そして自転車のハンドルなどにも固定が可能。これは便利で気に入りました。上から吊り下げるフックがないのが残念ですが、工夫次第、加工次第でいけそうな気もします。

かなり使い出がある良いライトです。

いろいろ書いたんですが、どうもこのライト、持って歩きたくなる魅力があるのですよ。意味もなく地下鉄のエスカレーターなどでポケットから取り出して眺めたりします。変な人です。街歩きなのにデイパックのショルダー部分のDリングにつけたりしてニヤニヤしています。

それでね、たまたま、だったんですが以前あんまりに安かったんで何か改造して手持ちのライト類に合わせようと思って買っておいたPUレザーのランプシェードがあったんですよ。ふと思い出して引っ張り出し、ためしに合わせてみたら、ぴったりフィット。

あらら、おどろいた。

たぶんこれ、GOAL ZEROを想定して作られた製品なんじゃないかなと思ってるんですが。つまりそれはGOAL ZEROとこのUCO LESCHIが似たサイズなのではと想像できます。

真っ直ぐに吊り下げられないのはたまにきずですが、実用で考えれば十分です。光量は乾電池を使用しているのでGOAL ZEROよりは多少劣りますが、十分実用的であると感じています。

なにかとスマートフォンが代替えしてくれる昨今です。ライトも簡易的に代替え可能ではあります。しかしインフラというものはいざという時、少し分散しておくとサバイバビリティが上がるはず。

ポケットに忍ばせておいて悪いことはないですよ。