非常に面白かったんですよ。面白かったのはお誘いをいただいた経緯、というか流れ、視点の違い、かな。
カレーですよ。
ミニサイト職人にしてブロガー界の有名人、自由人として敬愛する和田さんからお声がかかったんです。これはうれしい。和田さん的には面白いビアガーデンがあるから行きませんか、という事のようなんです。
そうだよね、ビアガーデンサイト管理運営してらっしゃるから。わたし的にはここは行きたかった、面白ロケーションのネパールレストラン。
アジアハンター小林さんとライター田嶋さんの対談面白かったしなあ。で、いいタイミングで意外な人から誘われた!という頭。お互いふんわりと認識に食い違っているんだよ(笑)が、どちらも正解なのです。
「ルーフトップ ビアガーデン ヨコハマ」
という名前。これは名前からすれば和田さんが正解。ビヤガーデン専門ミニサイト運営で、検索して出てきたそれは当然ビアガーデンなんであります。
が、ここ、写真を見れば一目瞭然。例の駅ビルなんかの屋上にあるアレとは全く異質な世界観。明らかに「今夜はビヤガーデンだー」と喜ぶフツウの人の勢いを膝蹴りでボッキリと折っちゃうインパクト。わたし的には「アタリ!」「サイコー!」なわけですよ。
古い雑居ビル、階下には警備会社なんかも入っているんですが、簡単にいうと工藤探偵事務所とかが入っていそうなそういうビルです。地上4階建て、エレベーターは、なし。いてて、、
ひいこらと登っていくと4階にお店がありました。店の名とはおよそ関係なさそうなスタンダードなネパールレストラン、ネパール居酒屋的な店がそこにあったんです。
ごっついタトゥににこやかな笑顔のネパリの店員さんが出てきてわたしが「予約した、、」というと上階を指差しました。「ミナサンノミモノノンデマス。アナタハナニノミマスカ?」と聞かれて生ビールをお願いして屋上へ。皆さんが待っていてくれました。
ほぼここまでの導入でわたしは頭の中ではもう永瀬正敏になっているわけです。BGMのめいなCo.とビルの前に停めた林海象監督所有の屋根なし青のナッシュ・メトロポリタンはないけどね。今日、ビール飲むしな。
実はこの日、ダンチュウwebで連載「「インネパ食堂」で飲む!」を書いている田嶋さんもお誘いしたんですが残念、都合つかず。
彼はこの店についてこんな記事を書いています。相棒はアジアハンター小林さん。
https://dancyu.jp/read/2022_00006055.html
さて、注文。やっぱりまかされた(笑)予想通りです。
で、マトンスクティのサデコ、マサラパパドにポークチリとつまみを頼みます。これが大好評。ああ、よかったよかった。
グンドゥルックとモルディブフィッシュの話しは日本とアジアの胃袋のつながりみたいな感じなのでおしゃべりのきっかけを引き寄せるのにいい材料。なのでグンドゥルックアチャールも注文します。ちょっとハードル高いかな、と思ったんですが皆さん健啖家。おいしいと言って頬張ってくれます。
ちょいと落ち着いたところで屋上で風に吹かれた体を温めようと階下に降りて店内でチョウメンとスープモモとします。
スープモモがね、すごい良かった。おいしかった。スープはまるで豚骨のような濁りと濃厚さ、胡麻の強い風味が大変印象的。モモのフィリングされた肉も良い下味がついていてパワフル、おいしかった。これいいなあ。
会計の安さにまた驚愕。ひとしきり「日本のアジア料理の不当な安さ」について一席ぶって場の空気を困惑に落として終了。
楽しかった(わたしだけが/笑)
正気に戻るとやはりこの場所は、そのまま林海象監督が映画に使いそうな、扉から濱マイクが出てきそうな空気感。
まこと横浜らしい、いや「ヨコハマ」らしいお店だねえ。
惚れ込んで、後日連載の取材申し込みをしに行きました。そういうの、最近多い。一目惚れ、です。
一緒に行ったミニサイト職人和田さんの「東京ビヤガーデン情報館」の記事はこちら。
https://tokyobeergarden.com/kanagawa/rooftopbeergardenyokohama.php
一緒に行ったブロガー、いちみさんのヤフクリ記事はこちら。