木曽福島のマサラ サンガムさん。奥様がお怪我をされたということで気になっていてお顔を見におじゃま、ひと安心の帰り道、なのです。
カレーですよ。
夕方になりました。諏訪湖に戻って20号が順当な帰り道なんですが、ちょいと峠越えをして伊那へ出ることに。マサラ サンガム吉田さんから教わった産直市場グリーンファームという物凄く面白いファーマーズマーケットがあると聞いて立ち寄ったんですよ。聞きしに勝る圧倒的なお店で、夢中になりました。
そんなこんなで遅くなってしまい夕食難民になりかけたんです。そんな折、見つけたのが信州伊那アルプス街沿いにあるカレー店。
「印度屋」
どんなお店かとたずねてみるとモダンで洒落た雰囲気の建物でした。
カレーはどうやらジャパニーズスタイルカレーかな。想像、希望通りの感です。
よしよし、さてどうかな。注文をお願いしました。
「ツートンチキンカツカレー」
2種あって「チキン+ブレンド」と「なすと挽肉+ブレンド」。二人できてるのでこれを両方頼みました。
ブレンドカレー
塩の輪郭をピシッと決めてあってダシ感じる旨味を作り出す、という感じのカレーです。
甘味は抑えて塩と旨味で食べさせるタイプのもの。なかなかに個性的で良いね。ちょっと他にはない香りや味でひと口ごとに味わい、考えているうちになくなってしまいます。うん、いいね美味しいね。
なすと挽肉カレー
さらっとした、クセなく素直な味わいのキーマカレーです。
トマト爽やか、とろけるナスがとても良い感じです。軽い口当たりで粘度低くさらさら。ブレンドカレーとの対比が楽しいものです。これもいいね
チキンカレー
なすと挽肉カレーと同じベースでしょうか。粘度低くさらりとして軽やかなものです。チキンの旨味がたくさん入っているのを感じます。このまますすってもよさそうなチキンスープ感でこれまたいいのよね。ご飯と一緒に食べると感覚的にモンスナックなどのタイプ、スタイルだと感じました。
どちらも甘さに振らない塩の輪郭と出汁の旨味で決める味で好感が持てます。きちんとごはんに混ぜてやるとよりその実力を発揮するものですね、これ。
そしてね、チキンカツが実に美味しいんです。
チーズがかかっているのですが、よくあるやつはチキンの良さがチーズに食われてしまうという悪いバランスに陥っちゃうものも少なくなく、残念なのですよ。チーズ使うのは難しいよね。ここのチキンカツは大変バランスがいいんです。白ごはんにこのチキンカツだけでも十分に戦える実力があるなあ。
セットで頼んだサラダもちゃんと手がかかっている良いものが出てきてうれしかったです。ピクルスもオリジナル。手をかけてらっしゃいます。
メニューもカレーだけではなく面白いものがある様子。
お店のお二人、ご夫婦でありましょうか。感じよくて、楽しく食事ができました。
お腹、あったまったな。さて、東京までノンストップです。