貴州料理のお店に誘われたのです。四川の南に位置する貴州の料理が食べられるところが新小岩にあるって。辛い唐辛子使いとちょい痺れや発酵食品の渦らしい。たまらないねえ。
「貴州火鍋」
というお店。誘ってくれたのは友人の田中さん。
「紹介したい人がいて」ということで食事に誘ってくれて、その人というのがどうやらカレー業界の名物男のあの人じゃないか、と想像。そしたらきたのはやっぱりのあの人。なんだか楽しくて声を上げてアッハッハ!と笑ってしまいました。
さて、注文はエキスパートである名物男のあの人にお任せして。
干納豆炒油渣、だったかな。納豆を炒めた美味しいやつ。正確には豆豉、か。これがどうにも旨いんです。やっぱり発酵食品には舌が反応してしまうねえ。そういう国、ニッポン生まれだからね。とても好みですこれ。白ごはんに乗せたいぞ。
糟辣魚は白身魚の発酵唐辛子煮込みでこの日の魚は鯛。14インチのノートPCからはみ出るサイズ感。立派な大きなもので実に旨かったです。これは意外や辛くなくて楽々食べられるやつ。ちょっとホッとしたりね。
炒洋芋粑だったかな、ポテサラみたいなもんですとお店の方に言われたんですが、全然違う(笑)火を入れてあるみたい。新しい出会いだなあ。とても楽しいなあ。
折耳根炒腊肉、個人的に面白かったのがこのドクダミの根っこの炒め物でした。クセが強くてねえ。どんどん食べたいという感じじゃないけど珍味で興味深い。
耳が今ひとつ調子良くなくてね、多分みんながドクダミドクダミ言ってる時に聞こえてなかったんだな。食べて初めてなんだっけこれ、この味とにおい、シャンツァイとかそういうニュアンスの、、、えーと、あ、ドクダミか!なんて気がついて、その香りの記憶を寄り道しながらたぐるのが楽しかったのです。いいよねそういうの。
明らかに中華アチャールだこれってのもあったなあ。
とにかくに何を食べてもどれを食べても刺激的で(脳も、舌も)楽しく仕方がない。
その上2軒目で立ち飲みも楽しんで、ちょいと面白い中国のストリートフードを扱うモダンな店までのぞくことができました。大いに勉強になるなあ。久しぶりにきてみれば油断大敵だぞ新小岩。
でもね、料理もさることながらそれ以上に集まった人たちと話すのが楽しすぎて色々と止まらなくなりました。
ビジネスの仲間でもある田中さんが「とにかくすごい人で面白いひとでカレー超詳しくて」とコーフンしてて、なんとなーくそのカレー業界名物男、顔が浮かんでね(笑)いやそれ絶対あの人だぜ、と想像して、やっぱりその人がやってきた面白さときたら!(笑)一気に盛り上がってたくさんのおしゃべりをしました。まさかこうやって繋がるとはなあ。一緒にいらっしゃった田中さんの同僚の女性がまたいい感じの方でね。
巡りあわせでこういうふうな流れで繋がるというのは本当に嬉しい。
とんとご縁がなかったあの会社(笑)に知人が強い力を持ってつながり、そこから先は、、というお楽しみ。こりゃあ大逆転展開が想像できるなあ。会社、仕事ではなくて世の中を動かせ!と声を上げたくなったよ。そういう話をしてきました。
うずうず、ワクワクするとはこういうこと。春から縁起がいいやね。