いつ以来かしら、ずいぶん久しぶりになってしまったなあ。わたしの部屋から一番近いインドレストランがここです。
カレーですよ。
本当につっかけをはいて上着羽織って2分切り。あまりに近すぎると却って足が遠のく、というのはあるかもしれないなあ。部屋に帰ればいいや、となるからかしらね。
そんなご近所の、
「ミナミキッチン」
入ってみれば久しぶりの天井から壁から生えるアーティフィシャルグリーンがお出迎え。そうでした、そうだった。ジャングルの中という具合でなんだかおもしろいよな、いつ見ても。前の店の造作そのままらしいです。店の店頭にもモサモサと生えていておもしろいです。
さて注文だ。
「ノンベジミールス」
を頼むことにします。
ノンベジはベジミールスにチキンがマトンの煮込みをカトリひとつ加えたものとなっています。
なかなかおもしろかったよ。
まずはノンベジ。
マトン
マトンは、この酸味はあれかな、タマリンドか。爽やかさ感じるチューニングです。びりっと辛いぞ、とイエローフラッグが舌の上で振られています。チリが強い感じで、こういう時にはヨーグルトのペースカーを入れてでスピードダウン。マイルドになり御し易くなるというわけです。旨さもアップするよ。
サンバル ラッサム
サンバルもラッサムも共に個性があって悪くないです。
ジャガイモのポリヤル、ココナッツの香りがして洒落ているなあ、おいしいな。ダールもいいセンいってます。
実はナーンもバターチキンもタンドリーチキンも揃う、便利店です。が、お客さんはあまり日本人は多くなくて、地元のインド人客が多いかなあと感じます。たまにインド人のパーティーが行われているのも見かけることがありました。
ちょいと味が変わったかなあ。そんな気がします。いや、ずいぶんあいだが空いていたので多分忘れてたのだろうなあ。
そうかもしれない。
人の舌の記憶なぞね、そんなもんですよ。