この日、2月22日は「カツカレーの日」でありました。本年2023年2月22日に日本記念日協会によってめでたく制定となったのであります。
カレーですよ。
そのレセプションが同日朝10時、営業前の時間に八重洲地下街にて執り行われました。
光栄にもわたしも末席をいただきました。
なにが嬉しかったかって代表と女将さんに本当に久しぶりにお会いできたから。相変わらず素敵な方々なのです。
お目出度くも大変盛会で、小野員裕さんや松尾貴史さんのお顔も見られたのでとても嬉しい。
「銀座スイス 八重洲店」
よくまあ通常営業が始まる1時間前(11時営業開始)に色々な式辞を入れ込んだものだと感心したんです。
式典の中で、スイスのおかみさんのお話しがあったのですが、まさにカツカレーが生まれ出ずる瞬間(読売巨人軍・千葉茂氏(戦前から戦後日本野球の個人打撃成績の常連 / 特車二課シバシゲオ氏ではない)のカレーにカツを乗せてくれのリクエストで誕生)をおかみさん自身がその目で見たというお話し、証言を聞いて震える思いでした。それはつまり日本のカレー史の1ページを直に自分の耳で聞く、ということなのですから。
Japanese curry awardsというのがあって、その受賞式も同時に執り行われました。
2022年度のアワードに「銀座スイス」が選出されておりここ八重洲店で開催、同区域での受賞をした八丁堀の「Japanese Spice Curry WACCA / ワッカ」の三浦シェフもいらっしゃっていました。
さて、お待ちかねのカレーです。久しぶりの銀座スイスの
「カツカレー」
をご馳走になりました。大変に嬉しい。
以前築地にお店があったときに取材にお邪魔したことが思い起こされます。おもしろいメニューを開発、ラインナップされていて印象深かったです。
カレーソースは甘みおさえめ、塩のエッヂで輪郭を立てるというスタイルです。これが、どうにもうまいのだよ。わたしの好みはあまからなんですが、銀座スイスのこのカレーの味には言葉もありません。好みかどうかという子供っぽい判断を超えて完成度で圧倒されるんです。
前に築地のお店で食べた時も同じ想いだったなあ、と思い出します。問答無用でうまいのです。
カツ、これはラードの香りだろうかねえ。いかにも老舗の洋食店が手がけていると思い知る美味しさがあります。なんというのかな、小さな世界が皿の上に静かに存在しているような、そんなカツカレーなのですよ。
カツカレーの元祖論争は長く続いています。
河金は「河金丼」、王ろじは「とん丼」であり、誇りを持って自店舗の名前を掲げたメニュー名にしています。カツカレーではなく「河金丼」。カツカレーではなく「とん丼」。両店共に胸を張ってらっしゃるわけです。そしてカツカレーというメニューの名前そのものを掲げた「銀座スイス」。カツカレー=銀座スイスなのです。わたしはそう考えています。
でね、元祖論争などどこ吹く風、なわけですよ。だって、食べればわかる、この美味しさ。うまければいいんだよ。うまいものを自分のすきに選べばいいじゃない。
銀座スイスのカツカレーは旨い。それだけなんです。揺るぎないんだよ、そこにつきます。
2月22日「カツカレーの日」制定記念として、銀座スイスの本店、八重洲店で2月22日(水)のみ、カツカレーを注文すると「洋食屋のカレーソース」を1食プレゼントという今日だけのキャンペーンが行われました。幸運な人はそれとは知らずに入って「カツカレーの日」を楽しんだんじゃないかな。