アジアカレーハウスの並びは賑やかになったよなあ。元々あった飲み屋に加えて新しい飲み屋やケバブ店、カレー店などが増えてます。亀戸餃子の冷凍自販機も設置されているのよね。
カレーですよ。
そして向かい側界隈、未だ客引きが跳梁跋扈のマルイ裏に於いてそちらの元気がもう一つないかなあ。とはいえバングラの人たちは元気な様子に見受けられます。
ここらへんの風俗勤めのにいさんねえさんはみんな出世弁財天に手を合わせています。そういうのいいと思う。弁天さんなので水の神様。そこらへんひっかけてるのかなあ。
この日はいつでもどうにもここに来ると拒めない、アジアカレーハウスの現地の空気を振り切って、モダンでクリーンな、
「インド ハラールキッチン」
に入ってみました。
アジアカレーハウスと同じ構造、間取りとは思えぬ現代的な感じに驚かされます。
それ以上に店の店主の日本語の達者さと敬語もさらりの丁寧さに驚き。おやおやかいてきだ。こりゃあすごいなあ。あちらとのコントラストが面白いです。
注文は、
「ビーフカレー」
としました。
メニューのね、ハラールビールがものすごく気になる。ビーフじゃない。ビールだよビール。見間違いかと思って何度も見た。ビール、、ビール、、、いいのかビール?頼みそびれましたけど気になりすぎる。今度頼んでみよう。
サラダ、これはアレだな。
ちょいと塩揉み浅漬けな感じのアレで、好ましいのです。あれとは並びのアジアカレーハウスのごはんに添えられているアレのことで、近いものですね。
さあ、ビーフカレーだよ。
ビーフブロックの煮込み、うめえ、うめえ。いいねこれ。骨なんかちらり入っててワイルドです。
トマト&タマネギで濃いめのグレイヴィがいい感じ。にいさんがごはんの皿を差し出すときに「ゴハンコレクライデダイジョウブ?」と聞いてくれます。あら、嬉しい気遣いだ。いいお店だね。わざとカタカナで書きましたが「ご飯はこんな量で大丈夫ですか?」と書き直したいくらい日本語が流暢です。
デザートにラッシー的甘ずっぱなヨーグルトが出てきます。おいしいよこれ。これね、甘いやつなんだけどカレーに入れちゃうの、悪くないと思う。もちろん量に気をつけながら、です。やったらおいしかった!
最近インネパ店などで甘いヨーグルトでもカレーに入れちゃうブームがきています(あたしだけ個人的に)。これがなかなか悪くないんだよ。今食べているカレーのアナザーサイドが、見える気がするのです。やってみてほしい(自己責任)。
とにかく愛想が良くて綺麗な店内は過去、錦糸町一物騒だったこのエリアのオアシス的な立ち位置と感じます。そういえば、店主の出身地を聞き忘れたよ。インドベンガルなのか、バングラなのか。店名にはインドとあったんですけど出身地とは関係ないことも多い故。
また食べにこよう。