カレーなしよ(錦糸町 東京穆斯林飯店)穆斯林はムスリム、と読む。

錦糸町にやってきたのです。用事はすぐに済んじゃいました。で、昼メシが思いつかないわけです。

 

 

カレーなしよ。

 

 

実は例の風俗案内所が昼間だけカレーやってるあそこに行ってみたくてね。それで行ってみると、またやっていなかった。どうも一度もタイミングがあったことがないんだよなあ。どうするかなあ。ベヌスに行くのはなんかいつも通りだし、ターリー屋このあいだ行ったし。今日はタイランドショップお休みだもんなあ。

考えあぐねてカレーをやめてみっか、と思い至りました。こんな日もあります。でもやっぱりちょっと民族料理系に行っちゃうのよね。あそこへ足を運びましょうか。

 

「東京穆斯林飯店」

 

トウキョームスリムハンテンと読むのです。名前の通りのお店です。チャイニーズハラールレストラン。たしかラムの釜飯がうま買ったんだよなあ。ディナーメニューのやつ。

前に一度無理言ってランチで出してもらったことがありますが、毎度というわけには行かないもんね。

 

「孜然単肉/ラム肉のクミン炒め」

 

をもらうことに決めました。

店内、なんかいつきてもムーディー。背の高い衝立に近いボックスシートがあってムーディーで、錦糸町という立地。なんかなんとなく色々考えてしまいますが、そういう居抜きかもしれません。違うかもしれません。壁にこれは、、アラビア文字だっけ?ウルドゥ文字?どっちだったかな。フラッグが掲げてありました。

 

さて。

やってきたラムのクミン炒めは舌にざらっとくる食感で炒め揚げという感じかしら。味付けは中国醤油とシャンツァイかな。上品とか洗練はまったくないわけですが、民族料理の楽しさと興味深さがあるよね。本当にこれが正解なのか、それともコックさんのスタイル、腕なのか。そういう想像をたくさんして脳みそ動化して、という刺激があります。そんなこと思ってると皿の上の料理が俄然違って見えてきて面白さが高まるのです。

ついてきたスープが、濃い。しょっぱい(笑)だがそれがいい、やめられないんです。ワカメスープ的な見てくれなんですが、ひつじとシャンツァイの香りがグイッときておやこれは!と思わせます。これ、白メシにかけて掻き込んだらたまらんやつだな。間違いない。ごはんのおかわり出来るんだけど、グッと我慢。食べ過ぎちゃうからね。

唐揚げと春巻きはおっつけ、、まあ、いいか(笑)

ランチの副菜、スープ、ごはん食べ放題がなくなっていたのは残念ではあります。こんな昨今だもん。致し方なし。

食べながらディナーメニューを見ると表紙には「清真料理」の表記が。中国の回族などのムスリム料理の店ということですね。だから豚肉由来食材なんかはメニューに上がってこないわけです。中華だと豚は多様するけどこの店ではナシ、ハラール遵守です。スタンダードナ中国料理も多いですが、ラム肉を使うものが多いな、と感じます。

ちゃんと席の端っこの方に簡易の仕切りがあるプレイルーム(祈祷スペース)があります。きちんとしてるってことです。

 

一度行って色々と見たり食べたりすると面白いよ。