もう創業カレーという名前じゃないんだったっけか、松屋のカレー。そうか、松屋ビーフカレーっていうのか。
カレーですよ。
いろいろ言われているようですが、特に前のカレーの味が気に入っていた人からはひどいいわれようもあるそうですが、これ、別にわるくなどないよ。
というより、味はちゃんとうまいと思う。
すこしまえ、誰だかが松屋のカレーの値上げについてネット記事でいろいろ言っていたみたいですが、どうも視点論点がズレている感が残りました。その視点で物言うのはよくないよな。そう思って食べにきました。なんでも20年前の値段と比べて高い、値段が上がったって言ってるらしい。笑っちゃうよね(笑)その人のお財布はどういう構造になってるんだろう。いまだに自販機のコーラは2桁で買えるんだろうか。
比べるというのは結構ですが、ただ純粋にこの味、この内容に価格なりの価値があるのかないのかというお話し。
「松屋ビーフカレー」
わたしはちゃんと価値があると感じますよ。
モノとしては、いささかドロドロ加減が強いのはそれとは別に気になっているところではあるのですが。
粘度が高いというのもあるんですが、その粘度の質がちょいと良くないかな。ドロドロというよりベタベタするのはいただけない。そこはちょっと何かうまいチューニングを行なってほしいもんです。スプーンに肉の繊維が張り付いて食べているあいだじゅうそこに留まるのはよろしくない。でしょ?これはそれともあれか、セントラルキッチンではちゃんとクオリティを保ってるんだけど現場オペレーションでこうなってるのか?だとしたらそれを拾い上げるリサーチ力が問われます。
正解はなにかしら。コンシューマーとしてはよくなってくれればそれでいいんですが。
それと、カレーではないけど、朝飯は優秀だよね、松屋。
あと、今回のねぎたっぷり、に関してはわたしはどうもピンとくる味じゃなかったです。
これからも「皆様の食卓であり続けて」ください。だとしたら老人向けにもう少し味の薄いもんも用意してください。
そういうマーケティングがボチボチ必要になる2023年です。