カレーですよ5104(レトルト ヤマモリ  morish 麻婆飯咖喱)カレーと麻婆のバランス。

レトルトのね、麻婆カレー。しかもちゃんと豆腐まで入ってるやつ。麻婆だから当たり前と言えばその通りだけどさ。

 

 

カレーですよ。

 

 

レトルトパウチのなかから豆腐が飛び出してくるとやっぱり驚き、動揺します。それはつまりよくもまあレトルトパウチの中で豆腐が崩れないものだよねえ、という感心から。きれいな小さめのダイスカットでちゃんとエッヂがたったまま袋から出てくるんだよ。ちょっと感激があるよねそれ。

これはヤマモリのレトルト製品です。ヤマモリはレトルトカレー専門ではなくてレトルトパウチ食品メーカーであるからこその製品。本当にいい仕事だねえ、と感じます。

 

「morish 麻婆飯咖喱」

 

というんですけど。

もうなにかひとつカレーのジャンルの中の場所を作り上げた感がある麻婆カレーというもの、なかなか味の落としどころが難しいのではないかしら、と毎度思います。麻婆とカレー。どちらも強い味の食べ物なので、どちらかがどちらかに飲み込まれそうな感があるじゃないですか。そのなかでバランスさせる、味の落とし所を決めるというのはなかなか難しいと思う。

この「morish 麻婆飯咖喱」は甘味の要素を抑えた、塩味とコクで決める感じの味。カレーであるかと言われればちょっと違うかもしれないと感じます。でもこれでいいと思う。カレーに寄せ過ぎずにちゃんと麻婆豆腐の味や雰囲気を残すならこういう着地点なのだと感じるから。

 

現在国内生産数有数のレトルトパウチ食品製造メーカならではのバランス感覚といえましょう。ちょっとストックしておきたくなるよ。