立て続けになか卯に行っているんですよ。なんというのか「そうだった、なか卯、いいんだよな、忘れてた。思い出したよ。だから毎日行く。」みたいな。そんな感じで連食してました。
カレーなしよ。
わたしが大変に気に入ったシーズナルメニューの「ほろチキ親子重」。食べて強く満足して、とはいえ業務も忘れずに、と「和風ぼっかけカレー」も食べました。
いやしかしなか卯の「ほろチキ親子重」はやっぱりかなりよかったなあ。なんだか気に入ったよなあ。690円でこれだもん。きちんとおいしくてお値ごろで満足感が大きいと感じます。
鶏もも1本丸ごとは驚きました。新しい概念の親子丼かそうかそうなのか。そういうものがお重でやってくるのは破壊力大きいですよ。ふたを持ち上げた時にどすんと骨付き鶏もも1本が卵にとじられての鎮座、は気持ちがあがるもんねえ。
味、おもに親子丼のだしからくるものですが、甘過ぎなバランスで作ってあって好感を覚えます。
もう昔々になりましたが、毎日親子丼を2時間で150とか200食作るという過酷な職場にいた頃がありました。そこは玉ひでのたれをベンチマークにしていたらしく、ちょいと甘めの仕上がり。その頃はあの甘めが好きだったのですが、今だとこちらのバランスがいいのでは、と頷ける良いものに感じるのです、なか卯の親子丼。
お弁当で買って帰ると器がちょいと艶消しとなるかなあ。でもやっぱりおいしいよなあ。
で、メニュー替えもあって愛する「ほろチキ親子重」がなくなったので、基本のキ、を思い出すためにこの厳しい昨今に戦略的値下げをして話題になった「親子丼」を食べるわけです。うむ、やっぱりいいぞ。ちゃんとしてる。
肉が不思議な食感の(まったく悪くないんだけど、不思議食感)ムネ肉なのか、ささみなのか。ちゃんと必要にして十分な鶏肉が入っているし、満足感があるし。いうことないです。
うどんがメニューに並ぶのが嬉しい人も多いでしょう(あたしはうどんがきらいなのでうれしくない/笑)。
基本の、土台の親子丼がいいものなので、それをふくらませた「ほろチキ親子重」かますますいいという結論に合い成ったわけです。またやってくれると嬉しいわ。