指名買いでまったく問題ない、いいレトルトカレーがこれです。もちろんお好みもあればナニもあるけどさ。
カレーですよ。
なにがよいか、なにが便利かというと、その汎用性と高い美味しさ。
何度か書いていますが、カレーとして仕立ててあるがいわゆるカレーライス寄りではないチューニングとなっているんです。
意外とないと思う、そういうポジションのレトルトカレー。名前は、
「HOSHIKO 熊本県産はちべえトマトのキーマカレー」
といいます。
正確に記せばカレージャンルから少し離れて「挽肉と乾燥野菜のトマトソース」というのがピタリとくるのではないかしらと思っています。しかし、食べるとどこかやっぱりカレーなんだよ。そりゃそうか、カレーとして作っているので当たり前か。でもカレーすぎないカレーというのがもしあるならきっとこれのことだろうな、と思います。それ故大変に使い出がいいんだよ。
フレッシュ野菜も入るんですが、材料に乾燥野菜使うのでそこからの旨味と凝縮感が強くてね。挽肉は熊本のブランド豚「りんどうポーク」を使用。小麦粉非使用ですりおろしれんこんでとろみをつけるというアイディアが秀逸だなあ。
「玉ねぎのコク甘スープ」
も食べてみようと温めました。おなじく「HOSHIKO」のラインナップです。もちろん湯煎をしてスープとして食べることもできるんですが。
その柔らかな甘味と自然な味つけでホッとするお味でね。時にはちょっと味にパンチがないかな、と感じることもあるんだけど、その分、汎用性がこれまた高いんです。ちょいと塩胡椒するだけでぐっと輪郭がはっきりしてくるのが素性の良さを感じさせます。
きょうはその塩胡椒をしてから少し飲んで、あとはカレーと合わせてみました。これも実にいいんだよね。元々素性の良い「熊本県産はちべいトマトのキーマカレー」にもう1段階、タマネギが奥行きとコクの魔法を重ねてやって特上にもってゆくというわけです。
大変旨い。ベリーマイルドなランチになったぞ。