道の駅でちょっと良さそうなものを見つけてしまったのです。これは素通りできないぞ。
カレーですよ。
「道の駅おおた」でのこと。群馬県太田市、国道17号戦沿いにある「道の駅おおた」はなんの変哲もない道の駅です。
道の駅は好きでわりとひんぱんに立ち寄りますが、面白いんだよねえ。新しくてカッコよければいいというものではなく、ちょっと古かろうが規模が小さかろうが面白い道の駅はそれとは別の価値があるんです。野菜のコーナーと惣菜・弁当のコーナーをくまなく見てまわります。
発見したのは「かわとみ」。
「かわとみのイカ焼きそば」
であるよ。うわあ、これはうれしいなあ。
「かわとみ」とくればわたしは迷わず「なすの蒲焼重」です。知る人ぞ知る名品で、茄子焼いて重箱に詰めてうな重みたくして出しているんであるよ。これが驚きのビジュアル。お重のふたを取ると驚異のうな重感、うな重を越えるうな重感があるのよね。驚かされます。
お重の底から順に、白メシ、タレ、きざみ海苔、鶏肉、なす蒲焼、という構造。あっさり、ふっくらしておりタレ焼き風の仕上げで香ばしくてねえ、やめられない。
で、その「かわとみ」には太田焼きそばもメニューにあるわけですが。あるのは知っているんだけど、ついつい「なすの蒲焼重」を頼んでしまうよの。仕方がないのよ。おいしいし大好きだし。なのでこんな焼きそばチャンスは滅多にないのです。ニヤニヤしながら購入、持ち帰りました。
で、食べればやっぱりうまいんです。あえてということで温めずに皿に移して食べました。売ってるまんまにこだわってみました。それで、やっぱりね、冷めていようがどうであろうがうまいものはうまい。イカもかたくなんてなっていなくてプリッとした食感を保っていて素晴らしい。素朴でのどかな味なんですが抵抗できないよなあ、こういうのは。ああ、おいしい。これが食べたかったがまさにあるねえ。いいものなんであるよ。
またお店に行きたくなります。たしか太田焼きそばのバリエーションでポテト焼きそばなんて面白そうなものがあった記憶があるんだよね。あれ、食べたい。
またあの田園風景どころではない、田んぼの真ん中にあるあのお店に足を運びましょう。