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千葉に義理の実家があるのです。義父、義母にはとてもよくしてもらっていていつでも甘やかしてもらっています。お邪魔するといつも快適でね。
カレーですよ。
おかあさんはわたしがカレーを好きなことを知っててくれて、たまに面白いレトルトカレーをくれます。面白いというのはわたしがチョイスするクセのあるものとは違う、スタンダードなものの中で、しかしそれほどは見かけないというくらいのポジションのものを選んでくれるところ。自分では手に取らないジャンルのものを急にポンと手渡してくれて、これ、知見が広がり勉強になるんですよね。ありがたいことです。
八百屋さんに立ち寄るのも楽しみのひとつ。いい八百屋さんがあってね。独自の仕入れルートと品質のバランスを上手に取っていてお安くて面白い。品揃えもいいし、独自のルートを使って農家さん直でイチゴを仕入れてくるそうなんですが、この季節（6月初旬）でいまだイチゴが店頭にあってうっかりすると1パック200円台とか。大変なことです。先週くらいに店頭の販売が終わり、今はスイカです。
そんなこともあって千葉、月に1~2回ほど定期的に遊びに行っているんですが、その日はたまたま妻が友人と会うということで実家から出掛けていきました。残されたわたしはこれ幸いと近隣のカレー店へ行くことに。おかあさんが「あら、うちでご飯食べないの？」とちょっと残念そうな顔をして胸が痛みますが、カレーを食べに行くというと納得顔。なるほどという感じで頷いてくれます。理解があって幸せだわ。おかあさんのごはんは後でいただくことに。
さて、出掛けたのは千城台のあたりにある、
「街のカレー屋さんcurry shop22」
数回おじゃましているお気に入り。正しく、カレーライスの楽しめる店なのです。
店はスナック風味でイイ感じ、かなり好みなのであるよ。前来た時は雨の夜でそれが店の味わいに輪をかけていたと記憶しています。
さてカレーだ。注文は、
「カレー L + お肉屋さんの手作りソーセージ」
というトッピングを組み合わせ。
カレーソースはスタンダード/豚挽肉（中辛）と牛すじカレー（甘口）の2種からスタンダードを選択しました。
カレーライス以外にもカレーラーメン、カレーつけ麺、デザートにフレンチトーストなどあってその幅の広さ面白さにグッとやられるのよね。そっちもそのうち注文してみたいな。
やってきたカレーはこれ。
愚直な感じのデカソーセージがドンと乗っかっているビジュアルにニヤけてしまうな。イイ感じなんであります。
カレー、自然で正しく、王道のカレーライスらしさ溢れる良いカレーライスなんです。食べ進めると徐々に効いてくる旨味と辛さ、奥行きが楽しいなあ。初めは平凡なタイプかと思うんですが実は奥行きが深くて、旨い。正しいカレーライスであり、しかし実はこういう味が昨今なかなかに少なくてね、外食で手に入りづらいのですよ。
トッピングのソーセージも上出来。むっちりしたたべごたえある良いものでたまらんです。
前にも書いたんですが、カレーの幅や経験値があまりない人は「おいしいカレーライス」と感じ、食べあるき、外食経験値が高い人やカレーマニアには「これは玄人が納得する味」と思わせる。こういうのにちょいと凄みを感じるんです。
なんでも店主は元々ラーメン店の調理人だそうで。なるほどいろいろと合点がいくな。今日気が付いたんですが、お店の厨房の奥に扉があって隣のラーメン店と繋がっているような感じがあるんです。何か秘密があるのかもしれないぞ。
今回も大いに満足です。
