カレーですよ5381(愛媛松山 カレーショップ デリー)乗り換えメシ。

とにかく時間がないのです。乗り換えなのです。

 

 

カレーですよ。

 

 

JR松山駅に高速バスでたどり着いたのです。高知、はりまや橋からおよそ3時間。到着時刻は定刻の11時50分。そして松山駅で特急しおかぜ18号、12時19分入線、同21分発。いろいろあってこの選択のみの本日となったのです。くわしくは旅のメモで書きました。2つほど前の記事かな。

【コラム】夏の旅のメモ 前編

約30分をどう使うかが乗り換えメシの真剣勝負。昼メシは確実に食べねばならないよなあ。チャンスを逃すと昼メシなしになる可能性有りなので。大事な用事なのでしっかり食べてしゃんとしないとね。さすがにこの状況では事前調査が必要で、いつものようにのらりくらりとはいかないわけです。しかも今回の旅、カレーチャンスは多分2回のみ。そのうちの貴重な1回なんであるよ。4日間の旅でカレーチャンス2回のみ、これはあたしにとってはけっこう過酷(少なすぎる!)なのであるぞ。

幸い駅にカレーのお店があるという情報を掴んでいました。なんという幸運。

しかもその名前、

 

「カレーショップ デリー」

 

ときちゃう。いいね、いいんでないか。上野とは全く関係ないんでしょうが、その名前を聞くだけで幸せになるあたしはちょいとどうかしてるよね。でもなんかうれしい。そんな自分はそれでいいの気に入ってるの。

さて「カレーショップ デリー」が実にいいんだこれが。懐かしき由緒正しいニッポンのカレースタンドです。こういう古いお店が駅の屋根の下にあるのもいいね。こころがやわらいできます。そんなことを言ってないで注文をせねば。

 

「焼き豚卵カレー」

 

としました。何も調べず考えず、テーブルにあったイチオシっぽいメニューから選んだんですが、後で調べてみるとこれがどうやら正解を引いたみたい。ご当地系でした。

「焼豚玉子飯(やきぶたたまごめし)」というのがこの地にはあるらしい。愛媛・今治の名物料理なんだとか。「今治焼豚玉子飯」B級グルメですな。薄切りチャーシューと半熟目玉焼きが乗った丼がその正体でね。これはあれだ、宮崎のカレー王子んとこ「カレー倶楽部ルウ」のチキン南蛮カレーと同じ成り立ち。そうだね。

なるほどなるほど。わかってないながら知らぬ間に名物料理を食べていた、ということかあ。カレー自体もスタンダードなあまからで好きな味です。十分な満足がありました。いや、よかったよ。

おっと時間だ。

さっと食べて、駅にある土産物店でご当地レトルトカレーも購入。これも今回の重要ミッションだからね。

時間ぴたりに特急しおかぜ18号の座席に無事着席。ほっと一息です。

今治駅には大切な人が待っていてくれるから、遅れは許されないのです。