カレーですよ5415(松本 井上百貨店本店 / 東京カレーカルチャーin松本)Japanese Spice Curry WACCAが松本メーヤウと合体!

先日盛況のうちに幕を下ろした長野県松本市で開催のカレーイベント「東京カレーカルチャーin松本」に顔を出しました。百貨店イベントであるぞ。井上百貨店本店にてポケットカレーが主催。「松本カレーラリー」とも連動しているそう。

 

 

カレーですよ。

 

 

関東、関西はカレーの大規模野外イベントや百貨店イベントが多くなりました。代々木でタイフェスやナマステインディアを「のんびり」楽しんでいた20年ほど前はこんなにも太い潮流になるとは思っていなかったなあ。楽しいことであります。

地方でも野外イベントや町村単位でのイベントも増えてきていて心強さを感じます。もうブームではなくジャンルですね、カレーにまつわる趣味は。とはいえ大型イベントはまだまだ東京、神奈川、大阪などに限られるのも事実。

そんな中で甲信越地区の動きがよく見えてこないんですよ。ちいさいイベントはあるにはあるようなんですが、実際カレーに対してどれくらいの規模と熱量を持ってるんだろう、甲信越地区の人たち。そういうのがあります。そんなところからの今回の「松本カレーラリー」と「東京カレーカルチャーin松本」の開催には興味がありました。長野松本の人々のカレーへの興味や集客を知りたかったのです。松さんに聞けばいい、というのではさ、能がないじゃない。自分の目で確かめたいのであるぞ。なので行ってみたよ。盛り上がっていたのです。

人口の絶対数が大都市部より少ないのは当然で、しかし会場の雰囲気を見ていくとおやっ?という感じでカレーへの興味、熱量が高い空気がありました。へええ、これは興味深いぞ。物販がかなり動いている様子。予想外の売れ行きと聞きました。主に足が速いのがレトルトカレー。これはよくわかるな。物販で一番わかりやすく興味を引くだろうしね。が、高価格帯のレトルトを数種類買って帰る人が多いのには驚かされました。地方ということでECでのみ見たことのある商品が目の前にあるという渇望感もあるでしょうけどそれにしても大した購買意欲です。主催側が2日くらいで在庫がスカスカになって慌てたとか。すごいなあ。雑貨も好調のようです。潜在層が多いのかもしれないな。

「松本カレーラリー」はもう10年目だそうで、確実に例年イベントとして根付いているようです。参加店、実に60店舗。すごいねえ。地方のスタンプラリーイベントでは異例の参加店数だと感じます。きちんとカレーカルチャーが根付いてきている証拠だねこれは。

 

「Japanese Spice Curry WACCA」と地元店「松本メーヤウ」とのコラボレーション企画である

 

「松本メーヤウのカレー x waccaカツコラボ」

 

食べました。とてもよかったよ。

カツは三浦シェフの渾身。研究を重ねて至った鬼気迫る仕上がりを体感。

なるほどこれか、そいつをメーヤウのあの不思議なグリーンカレーと掛け合わせるのか、すごくおもしろいなあ。

結局カレーはこれ1食だけ食べてあとは主催のポケットカレー・松さんと池光エンタープライズの坂井クミンさんと長話しになっちゃいまして。大いに充実した実になる時間になりました。カリィミーまみちゃんもいて物販関係説明してもらえて嬉しかった。

「メーヤウ」の小山さん、「春香唐」の岸川さんとお話ができたのも大きな喜びでありました。「Japanese Spice Curry WACCA」の三浦さんにもお会いできた!お子達も超頑張っててすばらしい。彼らは本当に良い体験を積んでいて羨ましいなあ。間違いなく大きくなるよなあ。

足を運んで本当によかったよ。真実は現場にしかないからね。

いやしかしハンジロー、会場、店、共にわたしの間が悪く食べられなかったのは痛かった。

 

そして、3月末でその45年間の歴史を閉じる井上百貨店本店。最後の催事で素晴らしいカレー文化交流をこの地にて開催という英断に強く支持をしたいと思っています。井上百貨店本店はなくなってしまうけど、きっとまた、こんどはアイシティ21でこの催事の開催がされるのではないかと思っています。

その時にはまた松本に行くからね。