大泉町に出かけて行ったのです。スバルのお膝元、グンマーであるぞ。
カレーなしよ。
いつもだとついつい「アソーゲ タカラヤ」内のハンバーガーショップや向かいの「キオスケ シ ブラジル」のキャンティーン(どちらもスーパーマーケットだよ)でサウダージしてしまうというお手軽コースなのですが、この日はレストランを選ぼうと思ったのです(タカラヤでお買い物はしたのだ)。
感じが良くて信頼しているグンマー帝国民である「ロケットニュース24」の古沢記者が「ここ!」と言っているので素直に選んでみたのがここです。
ベタな名前だけど老舗であるからしてこの名前でいいのであるぞ。
「レストラン ブラジル」
はガラス窓がおおきくとってある明るい店内。
感じのいいウェイターのにいさんがひとりでホールを回しています。ランチのコアタイムを大きく越えた時間だったんですが、店内、パーティー風に食事を楽しむ8人ほどでありましょうか、女性グループがかしましくブラジル料理を楽しんでいます。
揃いのTシャツは地元の企業の女性のようだね。いい感じだなあ、楽しそうで。そのほかにも3組ほどお客さんがいてこの時間にまだそれだけお客があるってのは流石の老舗という感じ。平日のランチどきからシュラスコをゴージャスに行っている人もちらほらいます。すげえなあ。
ちょいとメニューに悩んだよ。
ランチメニューが出ていたんですが、結構な種類が載っているのです。コメルシャル、カラブレーザ、カルネ・デ・パネラ、ビュッフェ・ア・ホレにパンケッカ。どれも食べたことがなく、かつ美味そうでどうしたものかと思ったんです。特にパンケッカはイタリア移民がブラジルに持ち込んだ料理だそうで、そういうのはかなり心が動くなあ。
で、そういえばここのところお肉食べたい欲が強かったよねえ、と思い出し、
「ビッフェ・アセボラド」
を注文。セットということでごはん、フェイジョン、サラダバーがつくオプションを追加しました。
フェイジョン。豆煮込みであるぞ。カリオカ豆をダシや玉ねぎなどと一緒に煮たシチューと説明されています。ブラジルでは味噌汁ポジションに近いようですね。これをごはんにかけて食べる。
ははあ、どこの国にもねこまんまはあるし、どこの国にもカレーポジションの食べ物はあるよね。
が、これは「ブラジルのカレー」ではないと考えています。あくまでシチューであるぞ。それはスパイスを加えていない、スパイス煮込みではないから。そこがギリギリの「カレーの輪郭」だと思ってるんですよ。
さておきそんな感じでフェジョンをごはんにかけつつ、肉をナイフでぎこぎこ切っていきます。高級ではないしすごい肉とかブランド牛とかそういうのではないです。しかし、肉を食ってるという感を強く意識させてくれる好みのやつで。日本人が珍重する銘柄とかサシとかそういう世界とは全く違う地平に立った、ステーキではなくブラジルの肉料理です。昔のビフテキとかはこんなだったんじゃなかったっけか。
よく噛んで食べる、というのを思い出させてくれるかみごたえ。これがいいんだよ。これでいいの。うまい。たくさんのせられた炒めタマネギもいい。ごはんの量も多めで満足感があります。
添えられたポテトフライと思っていたもの、どうやらキャッサバフライのようでした。どうりで黄色がかっていると思ったよ。フレンチフライよりも滑らかな食感で軽やか、おもしろいなあ。サラダバーも決して種類が多いわけではないんですが野菜がきちんとフレッシュで美味しい良いものだったよ。これはうれしい。
飲み物まで追加してこれで2000円を少し切るくらい。十分以上の満足がありました。こりゃあ楽しかったなあ。
他のメニューも食べたいですね。
1990年創業でなんでも大泉町で初のブラジルレストランなのだとか。テレビ版の孤独のグルメにも出たらしいです。しかしブラジルの人みんな感じいいよなあ。