パダリヤとはなんだろう、と思ったんですよ。調べるとポルトガル語でベーカリーの意味。そうか、ここはパン屋さんか。ブラジリアンベーカリーということか。ベーカリーでもあり、サンドイッチショップでもある様子。
「パダリヤ&ランチ トミ」
はわたしの行きつけのスーパーマーケット「アソーゲタカラ 太田店」のとなりにあるんです。
看板にはPães=パン、Doces=お菓子、これはドルチェに似ててなんとなくわかったよ。Salgados=スナックか。しょっぱいお菓子やスナックの意味なんだ。Café Expressoはエスプレッソのことだな。これもわかるね。Sucos naturais=フレッシュジュース。これはわからなかった。いろいろと看板を読み解くだけで楽しいのです。
佇まいはやはり日本ではない空気感。さて、店内です。
ガラスの縦長ショーケースには各種パンがおさまっていました。ランチタイムが終わってしばらくしてるので売り切れのパンが多いみたい。このケース、パン屋さんの陳列というよりもドーナツショップっぽいな。
カウンターショーケースにはみたことないスイーツ、Docesたちが並びます。ハンバーガーとサンドイッチの注文はカウンターで。メニューブックを見てサンドイッチ、
「チーズコステラ / COSTELA」
を注文しました。一番なんだかわからなそうなやつを頼んだ、ということです(笑)。持ち帰りにしてみたよ。
これまた調べるとCOSTELAはポルトガル語。ろっ骨という意味らしい。つまりカルビってことだよね。
たぶんcostela assadaをチーズと一緒に挟んだサンド、だと思う。そうだと思うぞ。
これがなかなかにうまいんですよ。味付けはシンプルな塩胡椒という感じで肉の脂の旨さが印象的。ケチャップやマヨネーズは注文の時に言ってね、と作っているのを待つ間に張り紙を発見しました。うむむ、アヒソース(チリペーストとニンニク、パプリカを加えて作る南米の調味料)をかけて貰えばよかったかなあ。
しかし初回だったので味を確かめる意味でも無しにしたのはよかったかもね。ケチャップもアヒソースも合いそうな肉肉の味だったよ。
ポンデケージョやピッカーニャ(いちぼ)サンドなんかもうまいらしい。食べ足りないぞ、今はお腹いっぱいだけどもっと種類を試してみたい。また来ないとね。
そういうえばわたしがこの日乗って行った軽バンの名前は「バモス」。ゴー!とかいけえ!の意味があります。ブラジルの言葉、ポルトガル語であるぞ。
また行くよ。