取材と取材の間に仕事がしたい。したーい。時間もったいない。
カレーですよ。
ところは新宿。三丁目とか南口とか、あのあたり。なんだかんだでコワーキングとか使わない男なんで新宿のどこにそういうスペースがあるのか知らないんであるよ。いざとなると困るよねえ。どうすっかなあ。カフェじゃなくって喫茶店がいいなあ。珈琲西武は随分前に移転しちゃったし。さて。
あっと、双璧があった。そうだった。
「らんぶる」
がいいんではないかしら。いいんだよ。いい。やっぱりよかった。まだ5月だってのにガリガリと効かせてくるエアコン。いや、クーラーと呼びたいぞ。クラシックな大箱の喫茶でクーラーガリガリでアイスコーヒーとかね。正しく昭和100年を感じるわけであるよ。まったく素晴らしいことです。
さてと。ではアイスコーヒー、、、いや、セットにしましょう。ピラフセットだな、それがいい。
「ピラフセット カレーピラフ アイスコーヒー」
であります。我ながら完璧な注文だと言えましょう。
ドライカレーではなく、カレー炒飯ではなく、カレーピラフんなんであります。プラオ、なんでであるぞ。そんなことは実はどうでもいいと思っています。その時、その場で旨かったらそれでいい。わりといつでもそう思っています。そいいうもんだよ。
「らんぶる」はいい。いいんです。イケメンの若いにいさんが親切にしてくれて嬉し恥ずかしなんであるよ。
さて、カレーピラフはいかに。
やってきたオーバルステン皿。おお、いいな。いいぞこの感じ。穏やかな味で、ただカレー粉まぶしのチャーハンではなく、カレーソースを混ぜて炒めた感がありました。これはなかなか悪くないなあ。最近わたしが執心しているカレーソース使用の炒飯に似たニュアンスです。
ここにタバスコをかけるわけです。喫茶店だからね、ピラフだからタバスコが出てくるんです。それがいい、うれしい。そしてそのタバスコを生かすんです。実際これなかなかにいいんだよ。タバスコという調味料、楽しいものです。あれはただ辛くするのではなくて、ちゃんと風味があって酸味もプラスされるわけです。この変化は割とカレーに合うと考えています。
ああ、なんか満足感高いなあ。
のんびりして汗が引いて、店を出ました。って店でちゃダメじゃん。仕事するつもりだったじゃん。
カレーピラフゆっくり楽しんでたらもう次の取材の時間になってた。ああ~