対角線グルメなんである。いや、カレーとたい焼きという話しなんであるが。
カレーですよ。
きのうのカレーは神田末広町、秋葉原のはずれのジャンカレーとしました。ジャンカレーはいいよなあ。なんというか、カレーライスど真ん中の味がある、と思っています。
とても好みなのよ。
「ジャンカレー」
はね、まずメシがいい。ごはんがパリッと炊けているのであるよ。
たらららっていう感じで舌の上をステップ踏んで走り抜けるごはんのつぶつぶ食感!うーん、これはジャンカレーならでは。いいですね、いい。硬めに炊いてあって食感、粒感がいいのであるよ。その上出来のごはんが普通盛りでもガーンと盛ってあるうれしさ。たまらんなあ。
カレーソースもいいんです。
承知でおかしなことを書くわけですが、幡ヶ谷の「カレーの店 スパイス」でわたしはほぼ毎回「エッグ入りポーク&チキン」を注文してます。このブログの愛読者さんたちには周知のことですよね。あれのポークとチキンの間にジャンカレーの中辛が位置するのではないかと思っているのですよ。
そこは「カレーの店 スパイス」のビーフだろ!という声も聞こえますが、ごもっともでもあるのですが、そういうことではなく。あのシャープな辛さのチキンカレーとまろやかさの極北にあるポークカレー。あの間になにかこう「世の中のカレーのちょうど真ん中」がある気がしているんだよ。それがジャンカレーなのではなかろうか、と感じるのです。アレでもなくソレでもなくコレだよね、という仕上がりは正しくカレーライス。尊いなあ。
そして対角線なんたらはどうしたと聞かれれば。
それは食後のデザートのお話しです。神田末広町。妻恋坂の交差点。ジャンカレーの対角線上の向かい側にはたい焼き屋さんがあるんです。「鳴門鯛焼本舖」。しかも結構な遅い時間までやっててくれます。ひさしぶりに買ったら1尾300円になっていて驚いたよなあ。でも買うぞ。たい焼き好きだからね。
いろいろとまったくもって素晴らしいディナーでありました。
ありがとう、ありがとう。