ちょいと前の話になりますが、東京アウトドアショー2025、かなり色々と出展があって面白そうだったので行きました。とはいえ割と肩から力を抜いて出かけたので見逃しもあったようです。
カレーですよ。
下半身用のモータライズド外骨格は試してみたかったんだよねえ、すごく気になっているのです、が、出店を知らなくて通り過ぎてしまっった様子。もったいない。知人の新しい仕事場、オフロードラジコンのブースもチラ見で終わってしまったよ。
色々と現物を見られるってのはやっぱりいいな。インターネットだけ、モニターだけってのはもうダメだと思う。ショップやイベントに足を運んでみたり触ったりしないと。本当の意味で自分に必要か、欲しいのかはそのもの自体と相い対してみないとわからないし、それやらないと無駄なものばかり増えるよね。
嬉しかったのは
「トリパスプロダクツ」
が出展してたこと。なにしろ石狩のメーカーであるからしてなかなか直接いくのは難しいのでね。
「トリパスプロダクツ」は北海道石狩市にある鉄のアウトドアプロダクトを作るメーカーです。土地に根を下ろすようなデザインモチーフが気に入っていて「MOKUME」というテーブルを手に入れています。鉄で重くて運ぶのが大変なのだけど、実にかっこいいテーブルなのです。すごいお気に入り。
端材を使った楽しい小物のコーナーがあったのでいくつか買いました。フック兼、なんだろうこれは。2つ組み合わせたら鍋敷きなどになりそうです。アルコールストーブの上に乗せて火力調整しても良さそう。いや、ちと重たいか。ウサギのフックも気に入っています。
新しい製品や現物を見ていなかったプロダクトを自分で目視確認できて大変に満足でした。なによりも、自分で持っているテーブルなど本当に気に入っていることや新製品が楽しみなことをメーカーの方に直接言葉で伝えられて、それがとても良かった。
それと今回必ず、と思っていた大木ハカセのトークショー。アルピニスト・国際山岳ガイドの近藤謙司さんからお話を聞くやつ。お二人とも本物の冒険家でワクワクしながら話しを聞きました。あっという間の時間だったなあ。近くまでいって見るだけでもいいからヒマラヤの山々見に行ってみたい。「近くから」の時点で標高4000メーター近いから高地トレーニングしないといけないんだけど。
11月の「ニューワールド・アウトドアーズマン・フェスティバル」にはなんとしても行かなくちゃなあ。
チケット取らなくちゃ。
で、もうひとつ。東京アウトドアショー2025に松さんがキッチンカー10店舗の出店をしていたのでそちらの視察という目的も果たしました。そこで
「Sho Curry」
の「蕎麦」にぶちあたったんだよ。蕎麦、であるぞ。Sho Curryという看板で蕎麦であります。なんとも面白い。
その名も
「トマトラッサム風つけ蕎麦」
というやつ。これ、大当たりだったんです。
強すぎないラッサム風のつけ汁、実に爽やか。蕎麦は手切りがわかるランダムな太さでね、うむむ、これ、この暑いニッポンの夏にものすごくフィットしてるんじゃないかなあ。これすごいよ。
レモンを果実の形のまま大振りカットでのっけるのもいいし、これはセンスあるなあ。ラッサムもきつめギリギリを攻める感じではないしつらえで巧いなあ、と思わせます。蕎麦も良かった。手ぎりのランダムな太さにこだわりが見えます。
ちょっとこのセンスは見逃せない。動向を追わねばいかんな。しかし座る場所が全然足りてないのは、あれはいかんなあ。