カレーなしよ(笠間 洋風笠間菓子 グリュイエール)茨城笠間で栗ざんまい。

茨城・笠間にやってきたのです。知らなかったよ。栗は小布施、と思い込んでいたのです。違った。日本一は茨城なのか。いや、あんまり栗の生産日本一を気にしたことがなかったからか。栗、好きなんだけどね。

 

 

カレーなしよ。

 

 

笠間は栗。なので無人販売や農家さんの直売店など回りながらお得に高品質栗を入手、です。なんかお安くてすごいピカピカの粒の大きな栗が買えました。ほくほくですよ。いやあ、やっぱり現地、一次産業の現場の近くに行くっていうのは本当に堪えられない楽しみがあります。

さて、栗買えたし。そうなると後はモンブランか、そうか、やっぱりそうだよね。では笠間で40年、1985年創業の、

 

「洋風笠間菓子 グリュイエール」

 

にておやつの時間です。

名前の通りの洋菓子店で、意匠を凝らした大きく立派な建物。入り口のケーキが並ぶショーケースの奥に喫茶コーナーがありました。地場の素材、茨城、特に笠間で採れる食材を使うことにこだわるお店。となれば栗菓子の製造は必至、なわけです。行かねばならぬ食べねばならぬ。

先ほどのケーキのショーケースでケーキを選び、席についてお茶と共に注文。

 

「笠間地栗のモンブランとマロンモンブランティー」

 

という組み合わせにしたよ。なにしろ日本一の栗の生産量を誇る茨城県笠間市であるからして栗ざんまいは必須であるぞ。

「笠間地栗のモンブラン」は笠間産和栗を使った栗ペーストを思う存分味わえるもの。で、これ、まったく素晴らしいものだったのです。モンブランの栗ペースト、舌はまったく渋くないんだけど栗の香りと風味ででうっすら渋みを感じさせるような、繊細にして上品な仕上がり。

甘さが本当に自然でね、もしかするとこれ砂糖つかってないのでは、と思わせるような味わいなのです。ああもう、夢見心地だわ。土台のパイタルト生地もこの栗ペーストのモンブランによく合っています。うむむ、たまらない。

紅茶はマロンモンブランティー。フレイバリーティーで、モンブランケーキをイメージした紅茶です。マロンクリームの甘いかおりがほんのりのせてあってこれもなかなかによいなあ。ポットにたっぷり2杯半ほどやって来るのがうれしかったよ。タルトも素晴らしかったなあ。

のんびりとモンブランを楽しんで、気がつけばとっぷりと日が暮れて。

さて、ぶらぶらとスーパーマーケットのハシゴなど寄り道しつつ東京に向かいます。