カレーですよ5618(川崎大師 爆盛弁当 晃蘭)出来立て半額。全て半額。

いつだったか、YouTubeであったと記憶があるんですが、川崎の方で24時間やっている面白いお弁当やさんが紹介されていました。ちょっといい感じのドキュメンタリーに仕上げてあってなかなかに面白い番組だったな。

 

 

カレーですよ。

 

 

YouTubeやInstagramなど眺めている時に気になったお店はその場でスクリーンショットを残してそれをGoogleマップにピンを刺しておくというのをやっています。意外と後で役立つんだよ。見ました、明日行きますっみたいのはやってないんですが、ピンで止めておくとそちらの地域に行った時に記憶が戻ってメシにありつけるわけです。

そういうのをずっと続けていたらどこに行っても面白そうな店をマップのグリーンのフラッグで見つけることができるようになっていました。積み重ねって大事。気になる店に立ち寄ることが簡便になったよ。それで、お弁当店。

 

「爆盛弁当 晃蘭」

 

というお店です。ここ、面白い。まだYouTubeのドキュメンタリーの映像の記憶、印象が残っていました。

24時間営業、無人、セルフ会計、そして格安爆盛り。なんか、いいぞ。川崎っぽい。川崎の、現場で働く人たちを支えているのであろう、そういうお店です。ドキュメンタリー映像で印象的だったのがお弁当が完成していきなりその場で半額シールを貼っていること。え!なんで、と混乱しました。どうやら利益を薄く薄くして地元の現場の人たちに還元できれば!という思いでやっているらしい。すごいなあ。定価は「本来ならいただきたいお値段です。」って。なるほどなあ。

お店は2〜3軒あるみたい。わたしのいったお店はびっくりするほど超狭い店でした。人とのすれ違いに気を使う感じで弁当の価格を維持するための意志を感じます。わたしが行った22時近くの時間帯。流石にお客さんは少なく、お弁当も少なめ。それでも10種以上の種類と全個数でたぶん30食近く在庫してありました。なんでも数時間毎にチェックして追加が作られるのだとか。すごいな。

 

「大盛り中辛ゴロゴロ野菜カレー」

 

を買ったよ。

800円の半額、400円です。うむ、安い。せっかくの労働する人々を応援する弁当であるからして、すこし海の方に移動して扇町駅のわきへいってみよっかなと思いました。JR鶴見駅起点の京浜工業地帯を通る鉄道動脈、鶴見線の終着駅です。四方を運河に囲まれた埋立地。化学工場、製鉄工場が林立しており深夜はひと気がない場所。

こういう感じ、好きだな。この弁当を食うのにぴったりだと勝手に思っています。

「大盛り中辛ゴロゴロ野菜カレー」は、わたしが買ったものはごはんがけっこうなダマになっていました(笑)。うん、こういうのはご愛嬌、文句はないです。

カレーは意外や薄味。薄味なので福神漬けが重要な役割を果たしているなあと感じます。薄めに仕立てられているからか、油がおなかにキツくないのがいいねえ。黄色系で味も正しく家庭カレー系。このカレーの成り立ちで行けばこう来なくちゃいけない、と感じます。たしかに量はたっぷり。おなかにきちんとたまるね。

カレーなしよ(千葉木更津 としまや弁当 新宿店)湾岸弁当、港湾弁当。

カレーではないのですが(いや違う!カレーもある!つい鷄弁当買っちゃうから)、千葉・木更津の「としまや弁当」のことを思い出します。

あちらは港湾労働のひとびとに濃くて旨い弁当を提供し続けている弁当店。「としまや弁当 新宿店」などすぐそばの岸壁にガット船(バケット付きクレーンを船首に備えた作業船)やプッシャーバージ船(はしけを押して航行。鉄道の推進運転に似る)が繋がれており、往時の雰囲気があっておもしろいんだよね。ああいう船から深夜とかお昼に作業の人が降りてきて茶色いお弁当を買っている姿が想像できます。

額に汗して働く人を応援する弁当。魅力的だよね。