
実家での手伝いの合間にカレーを食べることになったのです。病院を抜け出してちょっと、という感じ。もちろん病院で診察を受けているのはわたしではなく家族です。けっこうな雨の日のお話し。
カレーですよ。
千葉の若葉区あたりなんですが、若葉区といっても広いんであります。ちょっと探して近場のスリランカ料理が見つかりました。千葉はスリランカレストランに事欠かない場所なのよ。JRなら外房線の鎌取だけど歩ける距離ではないなあ。千葉東金道路の大宮ICが近いです。やっぱり千葉の面白いカレーはクルマで動かないとな。

千葉駅からクルマで20分も離れていない場所でも急に農地や山林があるのが千葉という場所。悪い意味ではないよ。そういう空気感は好きなのです。なので例によってクルマで向かっていると「おやおや、建物が途切れた。この先周りは木々ばかりの細い道だぞ」とか思うと急にお店があるわけです。そういうのはもう慣れたよ(笑)。
「クルンバ」
という屋号でした。

引き戸に和風のテイスト残るものの、なかなかにカッコいい外観です。店内は深いグリーンのシックな壁面とウッドカウンターの茶色が目に優しく、照明は落とし気味で落ち着く雰囲気。ああ、いいねえ。民族調ではなくシックでモダンです。

おや!奥の壁際に、あれはドゥカティのスーパースポーツ950かな。真っ赤なフルカウルのモーターサイクルが置いてあって強いアクセントになっています。多分生きてるな、現役だ。機械ってのはなんとなくオーラでそういうのわかるよね。店主の愛機かな。

メニュー数はけっこうな数が。その中から平日限りの、
「ライスアンドカリー」
をフィッシュで注文。これ、大変良いものでした。いわゆるワンプレート、正しくはホームスタイルじゃないかな。日本ではこのスタイルが好まれるよね。ごはんを核にたくさんのおかずが乗るスリランカのおうちごはん風、です。さて、料理がやって来ました。


まずは、と。
よし、パリップ、、いや、ダールかな。あまりココナッツは強くない印象です。これ美味しいぞ。豆煮込みが美味しいと他のものも期待ができるってもんだよね。豆の煮込み、どこの国のやつもみんな好きだなあ。


サンボルって荒っぽいものも多い中、繊細な調理と風味でほほお、これは、と声が出ます。丁寧に作ってるなあ。

ナスのモージュがちょっと面白かったです。甘く、濃くの方面には持っていっていないんだよね。甘くしないから軽やかでクセなく他の料理とうまくバランスしながら混ざってゆきます。例の濃くて甘いやつが好みなんですが、この味には新世代を感じました。若いオーナーシェフの手になるもののようです。

フィッシュカレーは鯖かしら。いやあ、これ「和食」と言って通る味だわ。辛いけど基本塩とガーリックでエッヂを作った味わいでかなりおいしいもの。魚の塩煮込み的という言い方ができそうです。これはいい、おいしい。ドレッシングに甘みと旨みの和風を持ってくるのもセンスいい。

いやいやこりゃあなかなか。大満足のハイクオリティ。
14時近くに入ったんですが、店内は半分方埋まっていました。しかも日本人ばかりで初老のご夫婦なんかもいいたり。地元にきちんとリーチできているのが見えますね。若い店主の真面目で穏やかな態度でそれが理解できました。そりゃあ人気が出るでしょう。

ここはまたすぐ来たいなあ。
