カレーですよ5680(群馬館林 スパイス村 ハラールレストラン)ラマダーン中のランチにお邪魔。

通りかかって二度見してUターンしました。これ、地方でよくあるのよね。戻って眺めて「ああ、ここはやっぱり寄らねばならん」とクルマを駐車場に入れました。

 

 

カレーですよ。

 

 

実は別の目的地に向かっていたのです。昼メシは済ませていました。だからレストランに寄ってる場合ではないんですが、いや、ここはやっぱり寄らないとだわ。そして先ほど食べたランチはちょいと軽め、、ということにしておこうかな。

実はこのお店、先ほど地図で見ており、しかもさっき食べたお店と迷ってあちらにした、という1時間前。それでたまたま次の目的地に移動中に通りかかったんです。ああ、さっき地図で見たあのお店はここだったかあ、と横目で見ると、どうも気になったんですね。お店自体も気になったんですが、どうもこう、様子が変わっているの。

悪い意味ではないよ。わたしの経験値が「ここは確認しておけ」というのです。ゴーストがささやくと言ってもいい。「なんかあるぜ、素通りはないだろ」とささやくのだよ。

 

「スパイス村 ハラールレストラン」

 

という屋号でした。

直感的に変わってるな、と思ったのは建物。建物がなんだか大きいんだよ。かといってその大きめの建物をレストランに全部使っているわけではないみたい。駐車場が一体となった同じ敷地にこれまたそれ以上に大きな建物があって、どうもつながりがありそうな空気があるんです。

そっちには「オリーブコミュニティセンタージャパン」と看板がありました。レストランはハラールの表記。あ、なんかピンッときた。だいたい輪郭が見えてくる。よし、たぶん本格的なムスリムフードが食べられるはずだぞ。入ってみましょう。

店内の席はなるほどイスラミックテイスト。テーブルクロスのシュルッとした感じとかちょっと凝った椅子の作りとか。壁面は打って変わってプリミティブな感じの南国風の絵が描かれていて開放医的な感じ。いろいろと雰囲気がいいですな。

メニューも面白いんですよ。ホールにいた女性が丁寧に説明してくれました。

ニハリ、ブナゴーシュなどパキスタン風の料理、チキンマンディはムグライかな。ごはんメニューが超充実で嬉しい限り。マライティッカプラオ、マトンプラウ、ラムソンプラオにビリヤニはハイデラバーディ、コルカタスタイルと壁のメニューの写真の圧力にくるくると目移りしてしまいます。

プラオが食べたかったのでマトンプラウにするかと思ったのですが、

 

「ラムソンプラオ」

 

が今ならすぐできておすすめらしい。ではそれでいきましょう。

程なくやってきた「ラムソンプラオ」。アフガンやパキスタンで食べられる料理ですね。うっすらベージュのプラオからいい匂いがあがってきます。

大きな骨付きのラム肉。関節部分、スネ肉のようでコラーゲンが目で見てもたっぷりなのがわかります。うわあ、これはおいしそう。アクセントにフライドオニオンがぱらり。これも甘味旨みがあって良いなあ。シンプルな味付けで塩控えめですね。

肉の旨みがごはん全体にまわっており、ここにライタをかけて調整します。うむ、これは旨いぞ。塩薄めなのでひとつまみ、お好みでかけてもよいかもね。ラマダーンの期間だから慎み深く少し控えめの味?とか想像してしまいます。しらんけど(笑)。

サラダも良かったよ。ドレッシングを3種も出してくれて、どれもオリジナルの様子。にんじんドレッシング、アボカドドレッシング、トマトと醤油など個性的。みんなおいしいんです。スープはたぶんマトン出汁かしら。マトン骨(マトンコツ)スープという感。脂が濃く風味がいいんです。あ、これでラーメン作ったらすごいの出来るぞ。

プラオはかなり量が多く、1/3をお持ち帰りとなりました。たぶん少し前に1食、済ませていたからかもしれないね。ちょっと申し訳ない気持ちになります。いまはちょうどラマダーン月。本当なら食の贅沢も戒めねばいけないところ。わたしはムスリムではないですが、行った先の空気、彼の国、彼の民族に敬意を表するというところで申し訳ない気分になりました。せめて穏やかで静かな気持ちですごしましょう。

ホールを担当してくださった日本人女性と少しおしゃべりしました。隣のコミュニティセンターはやはりムスリムと地域の人たちを繋ぐコミュニティのハブになっているようです。「3月13日にラマダーン明けのイフタールディナーの交流会があるからよろしかったらおいでくださいね」とのお誘い。うわ、いいなあ。

ノンムスリムの日本人とムスリムの方々の交流会らしく、NPO法人千葉イスラーム文化センター理事長の杉本恭一郎先生によるラマダーンについての講話も予定されているらしいです。それ、魅力的だ。

うまく時間が捻出できれば参加してみたいなあ。