カレーですよ5693(熱海 ネパール&ベジタリアン料理 サークルアタミ)断食帰りのダルバート。

断食を終え、伊豆高原駅から黒船号に乗り熱海に着きました。熱海の駅前には「熱海のニュー新橋ビル」と言えるようなビルがあるんです、知ってますか。

 

 

カレーですよ。

 

 

熱海、賑わっていますねえ。桜の季節の日曜日。観光客がすごい人手です。いいね、熱海がちゃんと盛り返してきてる。こういう空気が持続するといいよねえ。地方都市でちゃんとその思いのままに盛り上がっている場所を眺めるとなんというかホッとしますね。

で、件のビル。たしか熱海第一ビル、ではなかったかな。外にはアタミックスとか書いてあるけど。ちょいとおもしろそうな空気を醸し出しているんです。ここは素通りできない感じ、あるなあ。

そんなニュー新橋ビル似の熱海第一ビルの中。ぐるりと回って眺めると。ああ、これはあれだな、ニュー新橋ビルだなやっぱり。いやしかしアメ横ガード下でもあるなあ。面白いなあ。好みだなあ。

そんな雑多な感じの場所をにやにやしながら歩き回っていると、壁ほぼなし、パーテーションで仕切っただけのスタイルでやっているネパール食堂を発見したんです。

看板には、

 

「ネパール&ベジタリアン料理 サークル」

 

とありました。

あの三角ふたつのちょいと派手な国旗がなければ見落としてたなあ。よく見るとちょっと洒落たカフェ風に見える店です。モダンでなかなかに良い感じだねえ。

メニューを見てみると、おやこれはいいぞ。観光立国アタミに於いて1080円のランチが摂れるなんてね。お安いぞありがたいぞ。これは悪くないじゃあないですか。さすがネパール料理。どこの地でも安定してありがた価格なのであります。

イケメンネパールにいさんがホール担当。穏やかな空気があって腰が落ち着きます。それでね、もうひとつここで食事にしようと思った理由はお店の名前。

断食と回復食を終えてのはじめての食事です。なのでベジと書いてあるのは嬉しかったわけです。

メニューから、

 

「ベジダルバット」

 

を熟考の上での選択。うん、いいと思う。

やってきたダールバート。ひとめ見てまずは「うわっ!多い!」という感想が飛び出します。ごはんの量に圧倒されるのです。これは残そうなあ、申し訳ないがそう決めました。ごはん半分でお願い、とかの策を取ればよかったなあ。とはいえ初見のお店で勝手が分からなかったからねえ。

では、いただきましょう。よく噛んでよく噛んで舌でかき回して味を感じて。和食でなくても咀嚼をよくする行為はやはり楽しいよねえ。

テンペの野菜炒め、これがいいんだな。

いや、テンペじゃないか。ネパールだから大豆ミートは「マショウラ」って言ったけか。かなり美味しいんです。ミニミニハンバーグ的な感覚があります。大豆ミートを違和感感じさせず上手に使うなあ。

ムラコアチャール、大根の漬物はかなり酸っぱくて個性的。発酵をしっかり感じました。今のわたしの舌には楽しい刺激です。

そしてこういう時はダールがことさら美味しく感じられるねえ。タルカリも良かったなあ。

長粒米はぱらりと炊けていて喉越しよく、気をつけないとさらさらと噛まずに食べてしまうのです。意識して噛むとやっぱり楽しい。舌の上で米がぷつぷつとてんてんと刺激をよこしてきます。義務で噛むんじゃなく噛むと楽しい、発見がある、と発想を転換できればこっちのもんです。

断食と回復食の薄く柔らかな味で過ごして下界に降りたのでネパール料理、ベジのダールバートでも辛さやスパイスの効能を敏感に感じます。

おもしろかったのは、ネパールの料理よりも添えられたサラダの市販胡麻ドレッシングの強さに違和感を感じてしまったこと。ははあ、これが「舌のリセット」の効能かあ。これは面白い発見だなあ。そして最後に色々なおかずを混ぜて食べたらやはりゴマドレッシングが出っ張ってくるんだよねえ。あれは良くないものなのかもな。パパドがちょっぴり辛く感じられたのもおやっと思わされます。あと、喉がかわく。お水が欲しい感じでした。

よく噛んで食べます。とにかくよく噛むのです。すると無理だと思っていた量がけっこうなところまで食べられちゃったよ。当たり前だなあ。昨日の晩、リュックに荷物を詰め込むときに隙間をなるべく無くしてやる努力をしたんですよね。食べ物だって原型を留めず噛んで小さくすれば多少元よりも収まりが良くなるってもんだ(正解かどうかは知らぬけど)。

最後に水を口の中を巡らせてリセットをかけます。これはなんだろう、そうしたくなったんだよね。あまりそういうのは今まで意識していなかったなあ。

膨満感がすごいです。ちょっと罪悪感も感じます。もっと少なくても大丈夫のからだになったのに、とね。ここからそういう部分をコントロールすることにしましょう。さて仕事とどう両立させるかなあ。