カレーですよ5696(千葉若葉区下泉 CHANI’S KITCHEN)モダンスリランカ。

 

千葉の県内、都合でチーバくんの首元から下方面(千葉の人らしい表現)をよくクルマで走り回っています。千の葉っぱとはよく言ったもので、確かに緑が多い県だと思います。

 

 

カレーですよ。

 

 

住宅街から少し走るだけで、雑木林や畑や田んぼなど、割と広々したところが多いのが千葉。そんな2桁、3桁の狭い県道などを走っていると、面白い店がポツポツあったりします。それが例えば、タイ料理屋とかスリランカ料理のレストランだったり、ハラール・ムスリムレストランだったりすることが結構あるんだよね。

そんな千葉の片側1車線の細い街道沿いを走っていると突然いつもとは違う感じのモダンな雰囲気のガラス張りの建物に遭遇したんです。居酒屋や蕎麦屋の居抜きの物件が多い中、これは新造ではないかな。ちょっとリゾートテイストが感じられる雰囲気があります。そとに離れというのか、ガゼボかな、これ。東家があったりします。なんかすごいな。

あ、そうだ、それでここ、なんのお店だろう。よく見れば、大型の看板にスパイスと料理の写真、そして剣を持つライオンのフラッグ。ああ、スリランカレストランだね。ガラス張りの外観がオシャレカフェ調でなぜこんなモダンな建物が急に町から離れたちいさな峠道の途中にあるのだと訝しんだりしつつ、ちょうど昼時だからね、入ってみましょう。

 

「チャニスキッチン」

 

という屋号です。

 

平屋のハコタイプの建屋なんですがすっきりモダンで窓をたくさん配してあり外光がたくさん入流気持ちよさそうな建物。居心地がいいな。案内してくれたのはホール担当のにいさん。これが撮影がない時期にヒゲだらけになったプライベートのキアヌリーヴス(通称:ぼっちキアヌ)に似た感じなんですよ。イケメンであるぞ。しかもやさしいし。ああ〜これは惚れる。

 

メニューも充実。スリランカ料理の主要なものはカバーしてあるみたい。カレー、ヌードル、フライドライス、コットゥにイディアッバ、バナナの葉に包まれたランプライスなんてものまで用意されていました。さてどうするかな。

まずは初めての店なのでスタンダードな、

 

「カレーライス・デイスペシャル(カレー4種+パパダン付き)」

 

で、エッグカレーにしました。

なにかトッピング的に選ぶようになっているらしいんだよ。チキンやマトン、フィッシュなどありました。メニュー名でスリランカのおかず類をまとめて「カレー」と呼んでいるのが面白いねえ。それほどカレーっぽい味ではないと思うんだけどな。

 

ここらへん、若いコックさんないしオーナーの現代的感覚だと感じるのです。日本でスリランカ料理を出すわけで、ではわかりやすい「カレー」というキーワードで説明するのがよかろう、という感覚かしらね。

ほぼ口開けで入った11時少し過ぎ。注文をしている間に6名ほどの団体客と2名、4名のお客が次々と入ってきます。しかも日本人のシニア層ばかり、というのがね、なんか解せないんですが、何か近くにあるのかしらねえ。とにかく人気のようです。やってきた料理はこれ。

 

 

ナスのモージュ

一見するとお肉料理に見えるのはナスのモージュでした。レストランの口開けの時間だからか温かいな。割と温かいのに当たらなかったから新鮮です。美味しいなあ。味しみしみで作り置きというよりその場調理でまだ深くはしみてないけどフレッシュ、みたいな感じです。あまじょっぱくて美味しいねえ。

 

キャベツのココナッツ炒め サンボル

これ甘くて香り良くて美味しい。キャベツの甘さとココナッツフレークの甘さが重なりバランスしています。これを生ふりかけ的にどんな料理にも混ぜてゆくんです。いい、おいしい。いいなあこれ。

 

パリップ

ココナッツベースの豆煮込みですね。インドだとダール。スリランカ料理の一つの基本になっている料理ですね。しっかりいい味だなあ。豆の風味とココナッツの香りがバランスよくイヤミがないんです。もう少し、もう少しと後ろ髪引かれる、追加が欲しくなる味だねえ。

 

にんじんテルダーラ

炒め物。にんじんの甘さが強く出て他の料理やごはんと混ぜるとよい働きをしてくれるやつですな。日本人舌でも素直においしい。いいなあ、好きだなあ。

メニューでちょっとよくわからない感じだったんですが、掲載されていた「エッグカレー」「チキンカレー」「マトンカレー」といいうのはどうやら先記の料理にプラスされるおかずのことのようで、エッグカレーというのを選んだわたしにはおかずとして目玉焼きが乗ってきた、という感じ。チキンとかマトンは多分、肉料理が追加されるのであろうね。フィッシュカレーはローストフィッシュかもしれないな。ホールのイケメンに聞いてみれば良かったよ。

モダンで泥臭さがなく盛り付けはスマート。スリランカの郷土料理、土着料理というイメージを越えてスマートな感じがありました。千葉でいくつかのスリランカ料理のレストランでそういう空気感を感じたことがあります。世代交代なのだと思うんだ。いずれも若いスリランカンのコックさんが腕を振るっており、まさにこういう「泥臭さないスマートな料理」でした。

お店の造作やセンスも含めてこういう感じが主流になっていくのかもしれないな。正常進化だと感じます。もう民族調のインテリア、エクステリアに昔ながらの盛り付けって感じではないのだと感じています。料理もなんというか、垢抜けた感じの料理が出てきます。

 

いいと思うな、そういうの。それが進化なのだと感じています。

 

もちろんオールドスクールなレストランも大好きです。