カレーですよ4362(富士吉田 吉田のうどん 玉喜亭)実はうどんが苦手で。

なかなか明るいうちにいない場所、富士吉田界隈。なぜだか深夜にいることが多いがこの日は明るい時間帯。いつもは目にしない店がやっている。

 

カレーですよ。

 

カレーは実は本日お休み、そう思っていた。
うどんは実は得意ではない食べ物、そう思っていた。

のであるのだが、実は事この「吉田のうどん」というやつはなんだか好きなのだ。どうもあの辛い味噌を足してやって食べるのと食感の面白さが引っ掛かったらしい。
初めて食べたのはたしか山中湖畔のセブンイレブンのお弁当コーナーでのことだった。

「吉田のうどん 玉喜亭」

は通りがかり。
雨のドライブの中、たまたまロードサイドにあった。

富士吉田界隈はいつでもなぜだか深夜帯にいることが多い。なので明るい時間帯にここにいるといつもは目にしない発見がある。

そしてカレーの神様は見逃してくれない。券売機の前に立てばちゃんと待っていた「カレーライス」のボタン。この日はカレーはなしで吉田のうどんを、と思っていたがあっさり方針変更。辛口、とあったのが気になったのだ。両方行こう、両方だ。

「玉喜亭うどん」

のボタンをまず押して。これは券売機の一番初めのボタンにあるいち押しメニュー。いわゆる全部のせだ。

それと

「ミニカレー(辛口)」

を。カレーは見たところこの辛口のものしかないようだ。食券を窓口でおばちゃんに渡す。配膳はテーブルまでしてくれる模様。食べ終わったらトレーを返却口に返すセミセルフというやつだ。

やってきたうどん、うまい。

吉田のうどんはなんというか、かたい。これがいい。食べ応えを感じるのだ。
かき揚げも上出来だ。かなりうまい。

よかった。やっぱりいい。ここらへんでこういうものを食べるなら、ほうとうよりもこっちがいい。
それと、辛い味噌。これがうどんに添えられたり、セルフで足したりできるのだが、これがないと吉田のうどんではない。これがいいんだよ。よい辛さで食欲が増してとてもよい感じ。

そしてカレー。
これが思いの外よかったのだ。

券売機、食券制で買った食券を窓口に出すのだが、その時におばちゃんが「カレーにチーズ、入れます?」と聞いてくれる。訳もわからぬまま頷いた。

やってきたカレーは辛口、きちんと辛口になっており、しかしただチリを足しただけになっていない。イヤな感じで辛さが口に残らない切れ味がある。なるほどなるほど悪くない。小さい丼なりに肉もたくさん入り、チーズも悪くない組み合わせだ。これはいい。納得がいった。

予定外のカレーに腹が思ったより膨らんだ。山中湖の辺りでも散歩して腹を落ち着かせたい が、残念。大雨なんである。

さて、仕方がない。クルマを先に進めよう。