カレーですよ4388(トリコカレー お弟子カレー/キット)中野トリコカレー 店主、佐藤店主のお弟子さんになれるやつ。

突然荷物が届きました。なんだろう、ではないよ。なんだろうレベルではないの、もれてくるにおいが(笑)

 

 

カレーですよ。

 

 

送り主の名前を確認するまでもなく、大体どこからきたかがわかる。匂いでわかる、わかるぞ。

多分そう。いや、絶対そうでしょ。もう確定、間違いない。

 

「トリコカレー」

 

さんからでしょ。

だよねえ、そうだよねえ。

送り主をればやっぱりトリコカレー、佐藤店主から。おやおやおや、なんだろうこの盛大にスパイシーないい匂いがあがる包み。

品物の項目には、

 

「お弟子カレー」

 

在中となっておます。またもハッとさせられます。なに?なに?お弟子カレー、なに?

開封したら謎めいたスパイスミックスとハーブミックスの袋がひとつづつ。レシピも入っています。

どうやらこれでトリコカレーがおうちで作れるらしいです。おお、なんか、そうなの?すごいぞそれ。

ところでいったいなぜ「お弟子カレー」なのか。聞けばこのキットを使うとそのままトリコカレーの味になる。修行せずともうちの味、でこれを各家庭で作ればもうお弟子さんのようなものだから、とこの名前。このセンスが好きだなあ。

さてこのキット、2袋に分かれています。ゆうパックで届いたんですが、開梱するまでもなくすごい香りがぶわっと広がり、これはさぞかし郵便局の方はお腹が空いたのではないかねえ。

スパイス、ハーブの袋とともに他に揃える材料と調理工程を丁寧に書いてあるレシピがついていました。

市販ルウなどど違い多少揃える材料は必要なわけですが、家庭で揃わないというものはないみたい。お手軽なものですねえ。

ではさっそく調理。

これがなかなか興味深いんです。

手を動かしながら、刻々と変化する香りやテクスチャーを楽しみます。うん、変化結構大きいんだよ。

 

作っていると、トリコカレーオリジナルの香りの軸はハーブなのだねえ、と気がついたりします。そう言うのが楽しい。

材料を炒めて2袋構成のうちのハーブの袋をまず入れます。ああ、これもうすでにトリコカレーの片鱗が香ってくるよ。この香りが確かにトリコカレーだ。よくわかります。

そこにスパイスの袋を混ぜてやるとたちまち粘度が大きくなるこの面白さ。そうかあ、こんなに変わるものなのかあ。

そして仕上げ近くでバターを入れると照りが出るのもなるほどと思わされます。

完成させるとこれがかなりトリコカレーそのものに近い仕上がりになって、驚かされるんですよ。これはちょっと驚いた。

粘度の再現もハーブの強い香りもまさしくこれ、トリコカレーのあのカウンターで食べるやつだ。

洋食的、欧風的な括りともいえるトリコカレーですが、その見た目やイメージからくるよりも甘味が抑えられているところ、いい意味で舌にざらりと残るカレーソースの手応えなど細部にわたって再現度が異常に高い。ええ〜すごいなおい。

重いのは重いんですよ、50代のおじさんには。実際、物理的に鍋をヘラでかき回すとヘラが重い。そういう意味じゃないけどね。しかし味というよりも香り、ハーブの香りでキレを作ってあって、それが効いてて食べても飽きたりキツくなったりしないんです。満足感、満腹感はもちろんたかいものがあるんだけどね。

いやこれこそまさにトリコカレーだ。大したことをせずにあの味が再現されてしまいました。これはとんでもないものだよ。驚いた。

 

それで、面白くて色々やります。

多分翌日は味や香りが落ち着くはずなので、2日間連食。

うん、やっぱり香りとか味のエッヂがうまく丸まっていてまろやかになります。日本のどろりタイプのカレーはこうでなくっちゃね。納得いくね。

 

ホットサンドメーカーでチーズと一緒に挟んで焼きました。これまた最高。

こういうのに仕上げるのはやっぱりインドカレーやタイカレーじゃうまくいかんのですよ。これはいいねえ。

そして、この日からわたしは佐藤店主のお弟子さんなのです。この魔法の2袋がなければ何もできないけれどね。

そしてその魔法の2袋、手に入るのです。ありがたや。

 

*通販あります!ありがたい。

あのトマトドレッシングと一緒に買うともうそのまんまお店。

Tシャツ、わたしも着ています。すごいカッコいい!

https://tricocurry.buyshop.jp/?fbclid=IwAR3XRqpPrnCBzJM1otQT1bF46KQdUvj6A3FbMdowAJRonmpxjqzsW9M4CBc