ちょいと足を痛めておりまして。いつものことです。
ああ、わたしはきっと足から衰えて死んでいくなあ、そんなことをぼんやり考えつつしかしカレー、インドカレーが食べたい。
カレーですよ。
こんな状態で、しかもこの昨今。
とはいえ外食のインド料理が食べたい。食べたいって思ったらもうなんか止まらない。止まらないんです。
これがさいわい、ありがたいことに這いずってでも匍匐前進でもたどり着けるくらい近所にインド料理店があるんですよねえ。
しかも普通に歩いて徒歩1分、2分、3分、4分。本当にそれくらいの時間と距離に4店浦。それぞれ南インド、パキスタン、南インド、ネパール。どうなってるんだうちの近所は。そんな幸せな場所に住んでいるとすっかり引っ込んでしまいそうになりますが。
さて、一番近くのお店は、南インドレストラン。その名も、
「ミナミキッチン」
南インドを売りにしているお店です。まったくもって尊いお店。
で、びっこひきながらお店に行って注文するのがなにを思ったのかパンジャーブ料理を頼むという暴挙。なにやってるんだあたしは。
いやね、その名前、「ゴビバターマサラ」というのにやられたんです。
絶対に名前通りの味のものが出てくると確信しての注文。そういうのが面白く、欲する時があるんだよね。なによりカリフラワーのカレーを出されると弱い。ちゃんとグランドメニューみれば南インドのカリフラワー料理もあったはずなんだけどね。ランチメニューの目立つところにバターマサラとかあって魔がさしました。
やってきた
「チャパティセット ゴビバターマサラ」
は思った通りの味と食感です。
うん!しめしめ、という感と、ああ、やっぱりなぁ感が交錯している自分の心持ちが面白い。まったく何をやってるんでしょうか。
甘く、ちょっと酸っぱくコク強い味。こういう感じはちょっとスイーツっぽいなと最近などはよく思います。それで、そういう味がわたしを含めて日本人、みんな大好きだよね。
日本人の舌は甘みに対して特異点があると聞いたことがありますが、あの影響かもしれないな。
それはともかく思っていたものが思った通りに出てくる楽しさというのはなかなか代えがたいものがあります。
湯呑みに入ってくるのが謎な、正体も謎のあのスープも健在。これ結構おいしいんだよ。
チキンコンソメのスープに野菜が入った感じのやつ。しかし何で湯呑みなんだろう。いつも同じことを考えます。開店からこのままだよね。
チャパティはぱりんぱりんのタンドゥリチャパティかなこれ。
こんな体調でインド料理が食べられただけで、十分な満足です。
体調イマイチな時でもおいしいものを食べるとその体調の悪さを気持ちが助けてくれることがあります。
さて、帰って仕事!