エアマグマってのがありました。ナイキのスニーカーです。
山靴っぽいデザインのやつ。欲しかったんだよなあ。買いそびれて大きな後悔したんだよなあ、あの靴。
もうあんな後悔はしたくない、と言いながらまたもぼやぼやしているうちに欲しいなあって思っていた靴、ナイキECで完売、買い逃したよまた、、、
そいつをアマゾンで発見したんです。
どうやら海外からの出品でちょいと不安もあるものの、価格は適価。発売時定価が2万だったけどそれをおかしな風に越えもせず、安すぎもせず偽物じゃないっぽい。
あれ、いいんじゃないかこれ。長く欲しいものリストに入れてましたがもうそろそろ売り切れそう。在庫数が減ってます。
Amazonは在庫が3個とかの時が一番買い時なんです。長く在庫数が動かない後3〜4個のものって突然値下げしたりするんだよね。
それでそのうちの1個が売れると値段がポンっと上がる。
そういうのずっと見てきたんで、多分今が買い時。えいやっ!
この靴、たしかラインナップされたのは2018年だったかな。
大人気、というほどではなかったけれどしばらくカラーバリエーションも増えたりと安定してラインナップされていました。最後に見かけたのは御殿場のファクトリーアウトレットのナイキショップ。確か去年だったか。グレーとピンクのコンビネーションでとても洒落ていました。結構安かったはずなんだけど踏み切れなかったんだよなあ。
そんな後悔と怨念を込めてカートに入れるボタンをクリック。お誕生日購入だ!
結果、ブツは台北からやってきました。そうか、台湾か。
「ナイキ A.C.G. ラックル リッジ」
という名のそれ。
NIKE ACGのラインナップです。
ストリートからライトハイクまで、都市部からカントリーサイドまでをカバーするクロスシューズというイメージです。トレッキングシューズをナイキの蓄積するテクノロジーで刷新した、というイメージの一足。
スウェードのアッパーやソックタイプの履き口なども特徴的でいい。面白かったのはソールデザイン。シロイワヤギのひづめをモデルにしたらしいんですよね。おもしろいなあ。内側と外側の硬度、密度を変えて形成されたソールという、その発想の面白さ。いいじゃないそういうの。アウトソールの美しくも派手なカラーなど見所もたっぷりです。
ACGラインは主に2期に分けられると考えています。
アウトドアアクティビティ全般でのパフォーマンス、それをすべてのシーンで発揮するというコンセプトのACG ライン。
1989年にスタートしたACG、オールコンディションズギアのこれがファーストフェイズ。一時期止まってしまったんですが、2014年の再始動。 デザイナー、エロルソン・ヒューを軸にしてモダン要素を取り入れたNIKELAB A.C.G.という名前でナイキラボのラインでの復活劇でした。セカンドフェイズはそうやって始まったんだったなあ。
2018年秋冬のコレクションを終えてエロルソン・ヒューが退任、セカンドフェイズの2.0ともいえる期がスタート。ファンにはうれしい旧ロゴの復活がなされたんです。やっぱり旧ロゴがいいよ。
機能以上にファッション性能を求めるところも見える現ACGなんですが、やはりあの三角のラベルがついていると弱い。心が動いちゃう。
アウトドアナイキというらしくなさ、それが魅力のACGシリーズ。
最近のACGシューズはモダンでちょっと苦手なんだけど、兎にも角にも数多くラインナップされるナイキシューズの中でこのラインは異色です。
そこがどうにも気に入っているのです。
とにかく履こう。履かなければ。
履いて山へ出かけよう。ちゃんと履いてあげないとね。