いただいたレトルトカレー。岩手からのおみやげです。短角牛のカレーだよ。
カレーですよ。
お仕事でお付き合いをしている方からの出張のお土産です。地方出張がある方からのこういうのはいつもとても嬉しいんですよね。合羽橋の「カレーランド」さん(ご当地レトルトカレー専門店)や最近ではスーパーマーケットでもご当地レトルトカレーの扱いをするところが増えて、東京でも地方の良いものが手に入るいい時代なんですが、やっぱり手をかけて持ってきてもらったものは嬉しいし、わたしのような専門家ではない方の目線で選んだものというのは新鮮で新たな発見があるものです。
さて、
「いわいずみ短角牛100%ビーフカレー」
岩手のいわいずみ短角牛は夏は山の放牧地で放牧され、冬は麓にある牛舎に戻り、のびのびと育てられているそう。そういう元気で品質いいビーフを使ったレトルトカレーです。
期待しつつ、温めて封を切ります。
カレーソースは上品で滑らかなブラウン。ちょっとなめてみると、過度に甘くはしていなくて旨味重視という方向に向いています。ビーフを使うレトルトカレーはわりと甘め、洋食、欧風に振るものが多いのです。いいね、これ。
スパイスは爽やかで青々しいコリアンダーやローリエなどの香りが前に出て印象的。ほどほどの辛さで、必要な辛さと飽きのこない旨味と切れ味を持っており、これはバランスがいいと感じます。
柔らかく舌触り良いタマネギを形をぎりぎり残してたくさん入っており、これが食感の変化を作ってくれます。
いわいずみ短角牛のお肉は大きめ、厚めのカットが嬉しいな。
赤身肉はほぐれやすく仕上がりで、よい肉の実力を素直にカレーに乗せてきています。
この味、食感など、柔らかめに茹でたスパゲッティに和えてもよく合うのではないかな、とカレーライススタイルで食べながらも考えました。大変に美味しかったです。
他にラインナップでビーフシチューや牛すじカレーもあるんです。
そちらも楽しみになってきました。