池袋ナイト、最高です。マロンさんとベリーさん、スパイシー丸山さんも加えて散々楽しく食べました。
包友誼食府(ユウギショクフ)のフードコートでほんとうに散々楽しく飲み食いしたんですけど、おなかいっぱいなんですけど、一緒に行ったスパイシー丸山さんがこのままでは問屋が卸さない、とばかりに2軒目。当然カレー絡みとなるわけです(笑)
カレーですよ。
しかしここは池袋中華共栄圏、どこへ行くのやら、と思っていると、包友誼食府のすぐ向かいのこれまた中国や台風の店へとスパイシーさんが吸い込まれていきます。いやいやいや。
あれ?おや?なんと店頭にカレーの文字が見えるじゃないですか。咖喱ではなくカレーという文字です。なんだろう。
「永祥生煎館池袋店」
の売りは焼き小籠包。上海名物、ということだそうです。そしてそこにカレーメニューがあるんですよ。
その名は、
「牛カレースープ」
よし、では名物とその組み合わせで行こうかね。
小籠包で焼きというのはおもしろいと感じます。ふつうは「蒸し」だものね。
食べてみるとご存知の通りで、焼いてあろうがなんであるが端を突っつけばスープがどばっと溢れ出ます。そうだね、これこれ。そして大変おいしいんです。焼きのときに上下で焦げ目がつくつかないがあり、それで食感の変化が出ているのがおもしろかったな。
さて肝心の牛カレースープもなんともいえぬおもしろさ。
どう表現すればいいのかなあ。いかにもカレー粉で味付け香り付けをした感じの薄味の牛出汁カレー風味スープ、といいましょうかね。そこに米麺と牛肉スライスが入ります。
えー、特別にすっごくおいしい!とかいうのではないんですが、なんだかこれ好きでなんだかやめられない、何気ないもの。その何気なさに強く惹かれてクセになる感じがあります。
これに焼き小籠包を沈めるのも良かったよ。こういう食べ方を自由にするのが楽しい中国屋台料理です。
店はほぼ持ち帰りのお客さんばかり。
店内は6席ほどの小さなカウンターがあるのみで、そこに座ってサッと食べて帰るというのもちょっといいんだよ。飲んだ帰りなどに重宝しそう。
またなにかの時に、腰軽くさっと立ち寄ってみようと思います。