「ど」がつくレトルトカレーはあります。なに?「ど」がつくってどういうこと?
カレーですよ。
スペシャルなレトルト食品をどしどし開発、販売する「36チャンバーズオブスパイス」の銘品。
吉祥寺、ピワンとのコラボレーションで生まれたすごいエビのカレーがあるんです。その名も、
「ど海老カレー」
うむむ、海老カレーではなくど海老カレー(笑)
どれくらいど海老なのかが気になるじゃあないですか。そういうわけで食べてみましょう。
レトルトパウチのヒートパックの封を切るとふわりと漂う海老の香り。おやおや、こりゃあ期待ができそうだ。
ひと口食べると和風のニュアンスがありました。これはやはりエビ出汁からかな。カレーソースが非常に非常においしいんです。
ああ、これはかなりうまい。うう、これはホントにうまいじゃないか。
インド人シェフがビスクを作ったらこうなるのではないか、というようなニュアンスを感じさせてくるのは面白いです。こりゃあちょいとすごい。辛さがきちんと効いており汗をかかされるのがまた心地よいです。旨みが激しく舌をかき回し、気持ちまでかき回されます。もう一回繰り返すけどこりゃあちょいとすごいものだよ。
エビは単純にそのままではでは入れないで、海老すり身団子としてあるのが芸が細かいなあと感じます。そしてこれ、食感優しく柔らかで舌の上に乗せるとマシュマロを思い出す上出来の加減。そこから海老の旨みが大量にやってくるという仕掛け。ああ、こりゃあもうダメだね虜だね。
全体ではこの濃さ、強さははつけ麺などに合わせるのもアリかと感じます。
食べると贅沢をしている気分が強く湧き上がります。
食べ終わっても口中に残る辛さと旨みの思い出でよだれ止められないよ。
こりゃあ非常に困る贅沢カレーだよ。