仲良くしてくれているおともだちで外苑前の「バイン ミートーキョー」オーナーを務める音仲紗良ちゃんからお誘い。なんでも牛かつ店のメニュー監修を務めたのだとか。試食会来てくださいのお声がけに、、、とすこし前のエントリーで書きました。
すっかり牛かつとカレーで幸せになってほっと一息入れていると、そうだ、次があるんだ。忘れちゃいけないお茶漬けタイムじゃないか、と思い出します。
「牛かつ もと村」、なかなか良い感じなんだよ。「牛かつ」をもっと広めたいという想いのもと奮闘するお店で現在14店ほどが営業しています。ミディアムレアに揚げた牛かつを手元の加熱された石盤で炙り、わさび醤油で食べるスタイルは唯一無二と感じるもの。定食という形を大事にされているのがとても共感。定食が大好きなのよね。そこらへんもひとつ前に書きました。
さて、牛かつの定食を食べて堪能、そして定食1500円(あの内容でこの値段はお安く感じたよ)に300円プラスして茶漬けセットというのが用意してもらえるんです。アゴ出汁、お漬物、醤油、薬味(わさび、のり、三つ葉、あられ)がその内容。さらにもうすこし薬味の種類を増やすオプションも用意されています。
結果から言うとお茶漬け、必食だわこれ。美味しいんですよ。
自分で盛り付けをするのはやはり楽しいものですし、腕の見せ所。とっておいた牛かつをのせ、薬味を散らしてやり、アゴ出しを注ぎます。お味見しながら醤油もちょっと足してやって、さあ完成。思うよりもパンチがあって箸が進みます。これ、おいしい。わさびは多めがいい感じです。
追加の薬味で出色なのは青唐辛子きざみ。これが和食の店で茶漬けについて出てくると言うのは珍しいと思いました。なんだかよくあうんだよこれ。すごくいい。かぼすもいい、さわやか。さらさらとお腹に収まって、たっぷり用意されたアゴだしと空の茶碗を見比べながらもう少しご飯が欲しくなります。いかんいかん、食べ過ぎだよ。
カツではあるけどステーキにも近い感ある牛かつを茶漬けにしてしまうというこのセンスはいいと思います。気に入ってしまったよ。
あ、カレーも残しておいてカレー茶漬け、、いや、それはやめとこうかな。