キャンパーの皆さんはわりとテーブル探しの旅に出て帰って来れない人がいると聞きます。特にソロキャンパーさん。わかります。
いいサイズのものがなかなか決まらないんですよね。
ミニマムでやる人はバタフライタイプの小さな例の金属テーブルなんかで十分、という人も多いです。うん、料理以外のあとのものは地面に置けばいいし、それはありだと思ってます。これはスタイルの問題。
それで、わたしみたいに「もうちょっとこう、なんか広めの色々できるテーブル欲しいなあ」の人が困っている。90センチ幅じゃあ大きすぎるんです。真四角のよくあるでかいフレームもちょっと気に入りません。
で、見つけたのがこれでした。
キャンピングムーンのミドルとローを使い分けできるロールトップテーブル、
「Campingmoon T-520-RD SPACE TABLE」
これどうにも使いやすくてね、気に入っているんです。
大きいテーブルも持ってるんですよ。そっちはモンベルのやつ。あの美しいテーブル、知っていますか?
美しいデザインと優秀な機能のキャンプファニチャーです。アウトドアテーブルという野暮な呼び方よりもキャンプファニチャー、アウトドアインテリアとでも呼びたくなる端正なテーブルです。
「モンベル マルチフォールディングテーブル ワイド」
というモデルです。
サイズ / h 67cm(Hi)・54cm(Low)・39cm(Za) × w112.5cm × d70cm
サイズ / 収納時 h19cm×w18cm×d70cm カラー/オーク(OAK)
耐荷重(静荷重)30kg
というちょいと大き目のもの。アウトドア以外でもレビューや撮影などの仕事に使い出の良いモデルです。
天板の素材がおもしろくてね。メラミン樹脂とグラスファイバー、ポリプロピレンの樹脂系ハニカム材。熱には多分それほど強くないはずですが、用途を気をつけて扱えば良いわけです。フレームが実に美しい形なんですよ。で、このテーブルも天板の高さを三段階に調整が可能で大変優秀。
この「Campingmoon T-520-RD SPACE TABLE」も似たコンセプトになっています。
キャンピングムーンのものは、イメージはヘリノックスチェアワンのテーブル版といえばなんとなく想像がつきやすいかもしれません。下の写真を見るとなるほどね、でしょう?写真では黒くつぶれかけていますがよく見ると地面側の足の根本にはもう一つ穴が空いているのが見えますよね。いま足が刺さっている穴とは角度を変えてあるんです。上の穴に刺すと足が広がる分天板位置が低くなる構造です。
展開時サイズは75cm×55cm×H34-H44cmで、上の写真の地面側の足の差し替えによって高さが2段階に変えられます。
この70㎝台という程よい天板サイズ感のテーブル、種類が多くないと感じます。ソロでちょっと広めに使いたいというときにしっくりくるサイズ感なんだけどね。
こちらが高い方の状態。44cm。
低くするとこう。34cm。
収納時は55cm×18cm×16cm、重さ約2.9Kgとわたしの外でのスタイルとしては上出来。耐荷重約30Kgはソロキャンプであんまり色々やらない身としては全く問題がないのです。フレームにはショックコード内蔵で手間もなし。いいよなあ。
天板と足は軽量アルミニウム合金超々ジュラルミン(A7075)製で、特徴的な足の差し替えによる高さ調整は34cmと44cmに調整可能、ミドルスタイルとロースタイルいや、ローとグランド、かな。そんな感じの使い分けができるんですよ。
構造上、天板長辺部下の横フレームがないため膝入れがある程度できるので快適。とはいえそういう使い方のテーブルではないやね、これは。
気がきいているなと思ったのが収納バッグ。天板と足をバッグ内で分ける仕切りがあり、使い出がいいんです。バッグ自体の素材も厚めで信頼に足るものです。わたしは写真に出ているチェアワンジェネリックを一緒にしまっているんですよ。ソロ用のテーブルとイスをスリムなバッグ内に同居させられるのはありがたいねえ。
Amazonで初見、黒い天板だったんですがそれが早々売り切れ、そのあとにこのレンガ色が投入されました。黒を待つかとも思ったんですが、これもなかなか悪くないということで購入、またもその後に売り切れました。あぶなかった。
次のロットは何色になるのだろうなあ。