すこし前に小川町の老舗洋菓子店、
「近江屋」
のビル改装のニュースを知りました。ああ、そうなのか。あの素敵な建物に改装が入ってしまうのか。
少し寂しく、どういう範囲の改装なのか、少し不安に思いました。
4月からしばらくお休みとなりました。
あの昭和の香りも高いモダンインテリア、あの頃のスマートさや未来志向も見て取れるあのインテリアに手が入ってしまう可能性があったんだよね。
この日は今の姿を最後に自分の目で見ておかねばいけないな、と思って足を運ぶことにしました。
神田神保町に出てビジネスランチ、という体でその帰り道。
スタジオのスタッフの皆さんに少し買い物をしようというのもあって、近江屋で焼き菓子を買い込むべくお店に立ち寄ります。
わたしは惣菜パンをひとつ。コーンと炒めたキャベツが入った少しだけカレー粉味の素朴なもの。これがなかなかおいしいんです。やんわりと穏やか味で、変な風に強い味にしていないのが好ましい。
スタジオに寄り、打ち合わせのようなことを少しして、部屋に帰ってパンをかじった。おいしかった。
近江屋、あの天井の高い店舗空間、クラシックな女中さん風の制服、高くて足がぶらぶらしてしまう椅子、そういう空気感が改装後もそのまま残っているといいな、と思っています。
もう改装に入ってしばらく経っています。
【追記】
1
Instagramで近江屋さんの改装を見ています。天井の青と大きめの薄い照明。ちゃんと改装前のイメージを残してくださっている様子。期待ができそうです。うれしいな。
2
改装終わりました!!ブルーの天井と照明、床。ちゃんと改装前のイメージが生きています!うれしい!