友人の頼田さんから楽しいお声がけがありました。
山口に住むデザイナーの頼田さんとはレトルトカレーのお仕事のご縁で仲良くなりました。もうずいぶん前になっってしまいましたがフーデックスだったかな、スーパーマーケットトレーディングショーだったか。山口のご当地カレーのブースでおしゃべりをして以来のご縁なんです。
山口のレトルトカレー、なかなかいいものでトークイベント「印度百景」の会場での紹介や、他の場所での広報的なお手伝いをしたんです。
その後、熊本八代の西田精麦に当時いらっしゃった浦松さんとも合流。3人で西田精麦さんの内製動画のスタジオ作りやレトルト開発などのお手伝いもさせていただいたりと、楽しいお付き合いが続いています。
そんな頼田さんが「はぴいさん、これどうですか?」と紹介くださったのが広島の洋菓子専門店、
「バイエルン」
の新しくラインナップされたちょっとよいバターケーキ。
なんでも元々あった人気のアイテムを今回、素材のグレードアップを施し同店のイチオシとなるバターケーキ、その名も
「熟成バターケーキ・ルートヴィヒⅡ世 PRÄMIE(プレミエ)」
が完成。
その焼印やロゴマークなどのデザインを頼田さんが受け持ったらしいんです。それで「はぴいさん試食を」とあいなりました。
さて、開封。
パッケージが洒落ているねえ。円筒の帽子箱のような形。たしかにこれはプレミア感ありですね。おみやげに持っていって堂々としていられます。
開くと小さな説明書きと共にバターケーキが出て来ます。まずはじめに言ってしまうと、これがとても美味しかったのですよ。
ビニールパックの封を切ると上品なバターの香りがふわりとやってきておっと思わされます。
サイズは4人ほどの集まりの時に手土産に良さそうなサイズ感。
さあ、ホールのバターケーキにナイフを入れましょう。
ひとくち食べみると、しっとりとした生地の食感よく旨味とコクが押し寄せます。
もちろんバターケーキですから当たり前なんだけどチーズは使ってないわけですが、ベイクドタイプのチーズケーキの手前と言いましょうか隣と言いましょうか、それも上級のやつね。あのニュアンスに似るところがあると感じるのです。
ただ、チーズを使っていないわけで、その分上品です。でも手応えは十分以上。卵のまろやかさや乳製品、発酵バターを使用しているそうなのですが、そのコクや旨みが強く舌に残ります。
食後感はしつこさなくすーっとその余韻が引いていくところなんか完成度が高いなあ、と感心させられました。いや、おいしいよこれ。
送ってくださった担当さんが一緒に蜂蜜も添えてくださったんです。これが「ルードヴィヒⅡ世 プレミエ専用蜂蜜」なのですよ。(通常製品にはついてないようです)
蜂蜜はとても素直な味なのですが個性がちゃんとあって、これをルードヴィヒⅡ世 プレミエにレイヤードしてやるとさらに楽しさが大きくなりました。そのままでも大変な美味しさなんですが蜂蜜が加わることで口の中でのふくよかさがより強調されてたまらないのです。ああ、もう蜂蜜付きじゃないと我慢ができないからだになっちゃったよ。
乱暴に例えるとおいしいカステラと高級マドレーヌの間にこれがある、という感でした。
甘いミルクを味わっている感覚にも似ていてうっとりします。
実は一切れでは我慢できずに次々とナイフを入れてしまうという始末。うーん、これはおいしかったねえ。
【追記】1
ホールを2ついただいたので1つは我が「デジタルキッチン」に持っていってわたしが所属するビジネスチーム「GRIP」のメンバーやデジタルキッチンの仲間達におすそわけ。美味しくてたちまち売り切れになりました。どうもごちそうさまでした。
【追記】2
友人の頼田さんが焼印をデザインしているんですが、バイエルン国王ルートヴィヒⅡ世、この国王によく似た雰囲気のお友達がいるそうで(劇団四季出身の俳優、小川善太郎さん)なんと彼に衣装を着てもらい写真を撮って、そこから焼印を起こしたそうなんです。おもしろいなあ。
【追記】3
なんかね、これは頼田さんがもごもご言っててなかなか白状してくれないまんまなんですが、焼印のルートヴィヒⅡ世になにか仕掛けをしたんだとかなんとか、、、いろいろ聞いても頼田さんがニヤニヤするばかりで口を割らないのでどういう仕掛けかはわからないのですが、、、なんだろう?なんかいいことあるんだよとかなんとか。