カレーですよ4609(都営新宿線大島 サウスパーク)あの浅草の南インドレストランが我が町に。

先日、2021年6月6日、グランドオープン。あの浅草の良店のブランチが我が町にやってきたんです。こりゃあ大ニュース。

 

 

カレーですよ。

 

 

数ヶ月前にその報を知り期待をしていました。どこにできるかな、と思っていたら中の橋商店街の道路向かい側の入り口。目の前にインド料理店があるという物件!すごいなあ。

気になって店が開く前にちょっと見に行ったりもしてました。

11時半ちょいと過ぎ、オープンすぐに飛び込みました。先客は2組ほど。

入り口では美しい生成りに近い白のボディに凝った刺繍の縁取りを施した民族衣装のお嬢さんたちが迎えてくれました。華やかな雰囲気です。グランドオープンということで、多分プレオープンなどあってプジャなどは済んでいたのだろうね。スーッと席に着くことができました。

 

「サウスパーク 大島店」

 

の店内はコンパクトで腰が落ち着く雰囲気です。

小さなカウンターに3席とテーブルが5席ほどでしょうか。モダンでシック、シンプルなインテリア。たしかに浅草サウスパークの血が流れていると感じます。浅草のお店、モダンでセンスいいんだよね。

大きなモニターではどうやらこれはケーララ州の映像かな。観光関係の行政が作ったものと思しき綺麗な映像が流れています。ドローンを使った空撮は自然豊かな場所で生きるなあ、としばし見惚れていました。

高い鉄塔と電柱が目立つ田圃や畑の風景は日本によく似ていると感じます。スズキのスイフトなんかが走っててちょっと見では千葉の田舎風にも感じちゃいます。千葉、好きなのよ。

新店オープンにつきもののオペレーションの遅延など多少ありつつそれは想定範囲内。ホールの男性がすみませんと言いながらテーブルをまわっていてちゃんとホスピタリティというものがあるのを感じます。

さて、料理がやってきたよ。

 

「フィッシュカレーミールス」

 

です。

フィッシュカレーは酸味弾ける爽やかさ。魚は大きな角切りのカジキマグロらしきものです。こりゃうまいな。

サンバルがけっこう辛めに仕上げてあってちょっと新鮮です。そうか、辛くするというのもあるんだ。これも好みだなあ。

ラッサムは逆に辛さ酸っぱさがおだやかでこの感じも東京の南インド料理のレストランでは珍しいと感じます。

卵とココナツのポリヤルもいい感じにおいしいね。他の辛さと酸っぱさを抑えてバランスさせてくれます。存在意義ってもんがある。

どれも繊細でよくできていると感じます。

全体的に酸味と香りが印象に残る爽やかなイメージの料理でありました。とても良いものです。

近隣店よりほんの少し高い値段帯、と思う人もこれを食べてみれば安いと言わざるを得ないでしょう。

レジを預かり全体を取り仕切る男性は流暢な日本語で感想を聞いてきます。美味しかったし近所だからまたきます、と伝えたらにっこりしてくれました。

そうそう、すぐに来なきゃいいけない理由があるんだよ。メニューに見かけたビリヤニの文字。おや、ランチでビリヤニが定番か。しかも3種から選べます。すごいなあ。

今度はビリヤニを食べてみましょう。

ディナーのメニューも試したいね。