秋葉原、昭和通りからちょっと入った川の横。わたしのフェイバリット、アールティへ。
カレーですよ。
相変わらずスタジオに入るとなんだかやること多くて食事を取り忘れたり、そもそも食事をしないままスタジオ入りして気がつけば、、とか多いんです。ひとりで仕事する時はこれ多いよなあ。この日は演者、素材役でのスタジオ入りだったのでみなさんがごはんの時間になるとわたしのからだも自動的に空きます。
さて、スタジオからわずか4分。そりゃあ行くよねえ。なにしろ
「アールティ」
はわたしの中で秋葉原のトップインドレストランなわけで、それが徒歩5分圏内なんですから。靖国通りを渡り、橋を渡ってみずほ銀行のキャッシュディスペンサーコーナーを曲がれば見えてきます。
この日は時間帯もあって満席(いいね!)なので、最近久しく入っていなかったパーティールームに案内されました。シーンとして快適。
「ランチBセット」
を頼みました。いつものやつです。
2種の小カレー(カトリx2)が付くセット。定番から「エビとマッシュルーム」と、それから必ず頼む日替わりです。
この日の日替わりは「たけのことチキンのカレー」でした。うん、いいんじゃないかな。日替わりではずれたことないからね。いや、そもそもこの店にはずれはないのだった、そうだった。
まずはエビマッシュルーム。これはポタージュ、もしくはシチューだね。いいね、とてもいいね。ココナツミルクの美味しいポタージュです。穏やかな味でクリーミー、クセなく幸せにしてくれて満足感が高いんです。フレッシュのマッシュルームなど入るのが素晴らしいなあ。ランチタイムのカレーなのに手抜きないなあ。
たけのことチキンのカレーはサラッとした味のトマトベースマサラ。鶏肉、とてもおいしいです。お肉の扱い上手だわ。たけのことよく合っててしあわせです。カルダモンとクローブが甘く香り食欲を後押ししてきます。いつ食べにきても日替わりのレベルが高いねえ。何気なく美味しいものって何気なく作れるものじゃないんだよ。まったく感心させられます。
アールティはナーンがうまいんです。ここにくるといつもは避けるナーン(ごはん派)を文句一つなく受け入れるんです。ナーンはわたしの場合、いつも言いますけど野菜サンド一択。サラダを挟んで食べるのみなのです。これが一番おいしいもん。オリジナルの、他の店よりも甘さを抑えたバランス良いオレンジのドレッシングもナーンによく合うのでますますおすすめで。
ドレッシングは、なんとなくオレガノ香る洒落た味。そう、そして後半、ラッシーにひたすというね、お上品ではないやり方もよい選択です。デザート的に食べられるんだよ。
ナーンがメインですがごはんも少し付いてくるのは大変いありがたい。ごはん、ちゃんとサフランの香りがするきがするんだけど。ランチにこれ、大丈夫か。サフランは高価なものだよ。
とにかくお腹いっぱいになるのときちんと作られていておいしいこと。そしてオーナーのあやこさんがいなくても安定のインド人チームのオペレーション能力の高さとにこやかな笑顔。うん、いや、いうことがない。いうことないなあ。圧倒されるなあ。いいお店だ。
美味しくて、楽しい気持ちで食事をしたければ秋葉原ではここを思い出すべきです。