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取手が折り畳めるフライパンを買いました。ドンキホーテで見つけたやつ。
これ、実は前から欲しくて迷っていたやつです。Amazonで見たものとほぼ同じ製品のようで、お店で思わずおっと声が出ました。
アウトドアでフライパンや片手鍋を使うにあたり、把手（とって）問題というのがいつでもついて回るんですよね。そういう人多いと思います。
フライパン、振りたいじゃないですか。何か焼く時にフライパンで焼くなら菜箸ももちろん使うけど把手をつかんでフライパンを振らねば調理にならないと思っています。そんなことはないという貴兄もいらっしゃるでしょうが、やはり片手でフライパンを振る調理が好きです。
アウトドア用のフライパンはどうも折り畳みと収納の性能を求めすぎるきらいがあるんですよね。鍋の柄や把手をワイヤーなどで作って蔑ろにしていると感じます。仕方ないけど残念だよなあ。
そんなふうに思っていたのでAmazonでこれをみた時にはこれいいじゃないかと膝を打ちました。ほしい物リストに放り込んでしばらくたちました。
で、ついこの間、なぜか深夜、地方のドンキホーテでこれに出会ったんです。おやおや、見るとAmazonよりもずいぶん安い。半額ほどになっており、その場でニヤニヤしながらカゴに入れました。
部屋に帰りよく見ると、ドンキホーテのPBブランド「情熱価格」のロゴが入るパッケージになっていますね。なるほどなるほど、わたしがAmazonで見たあのフライパン、ドンキホーテが大量発注をして情熱価格ブランドで売り出したのだね。きっとそうだ。それでセールになっていて、ということか。
この折りたたみフライパンは、和平フレイズ株式会社というところが作っています。新潟、燕市の金属加工製品の会社でキッチンウェアを中心としたかなりの種類のラインナップを持っているようです。
そちらでのブランド名は「オーレル」となっていました。ダジャレ系の命名、きらいではないですねえ。IH対応二層鋼フライパン14cmという製品名。本体はアルミ+ステンレス二層鋼で内面をふっ素樹脂加工、外面はミラー加工塗装をそれぞれ施してあります。約330gと軽く、14センチ径でコンパクトなのでソロキャンパーにうってつけではないかしら。
同タイプでもう少し縁が深いミルクパンもあるんですよ。そちらはインスタントラーメンの調理に便利そう。四角い卵焼きタイプもあったな。
そしてこれ、ドンキホーテ「情熱価格」オリジナルのバタフライパンは16センチ。実はアウトドアにおいてこの2センチの違いはけっこう大きいんじゃないかと思うんです。料理の自由度が大きいのが16センチ、コンパクト収納性能は14センチ。使用用途で選ぶといいですね。
肝心の把手の折りたたみ部分はアルミダイキャストかな、しっかりと作られており、横のネジ穴兼のボタンを押し込むとロックが解除されて折り畳みができる仕組み。ロックは四箇所で止めることができます。これがミソ。それぞれ「収納位置」（把手は鍋内側に入る）「水切り位置」（斜め内側45度ほどでフライパンを立てられる）「親子丼位置」「通常使用位置」というイメージ。把手を展開するとちょっとがたつく感もあるんですが折り畳めば音はしないので荷物の中でカタカタとうるさいこともなさそう。
アウトドア用として出ているものではないですが折りたたみのしっかりした木製の柄とフッ素加工はアウトドア用調理器具にはあまり多くない機能で、チェックしておいて損がないと思います。
和平フレイズさん、これ、アウトドア用としてちょっとリニューアルさせて販売したらいいんじゃないかしら。本体外側の塗装をサンドベージュなどにして木の把手の質感をあげたりすると付加価値がつくので価格ももう少し上げられそうです。
コラボしませんか（笑）
